【告知】サウンド研究室のfacebookページを開設しました。(2013/02)

TC Electronic BodyRezレビュー

2017年03月17日

少し前に入手してた
TC Electronicのアコースティックエンハンサー
『BodyRez』のレビュー記事です。

img-170317-01.jpg

ピエゾピックアップ特有の音、
いわゆる“ピエゾ臭さ”を
緩和する事に特化したエンハンサーです。

あくまでも推測ですが、
ピエゾでは拾いにくい
ボディ鳴りの部分の帯域を持ち上げて、
独特のブリブリ感の帯域を
下げてるんじゃないかと思います。

使ってみると実際に
それっぽく(生っぽく)なってくれます。
ただ、サンプリング/モデリング系の味付を
してくれるわけではないので、
ピエゾの音がマイク録りのサウンドに
化けたりはしません
ので、
過度の期待は禁物です。

私はあえてBodyRezを選びましたけれども、
今は優秀なサンプリング/モデリング系の
アコースティックプリアンプもあるので、
特にこだわりがないんだったら、
正直、そっちを使った方が
手っ取り早くピエゾサウンドの悩みから
開放される気はします。

【機能/仕様】
コントロール系はエフェクトレベルの1ノブのみですが、
エフェクトレベル以外にも、
スイッチの操作で以下の機能が使えます。

・スイッチ長押しでミュート。
・スイッチを押した状態で電源ONで位相反転


筐体がかなり小さい事もあり、
電池は使えずアダプターのみの仕様です。

img-170317-02.jpg

パッケージにはアダプターも付属してます。


【サウンド】
サンプル音源を作成しました。
使用したギターはアンダーサドルピエゾの
YAMAHA CPX-7です。

テスト環境は以下の通りです。
ギター(YAMAHA CPX-7)→BodyRez→
BSS AR-116→RME Fireface UC


■エフェクトOFF



■エフェクトON



ピエゾの神経質な音が
若干ながら緩和されます。

専用の工具がないと
筐体が開けれないようになってる為
確認はできてませんが、
恐らくデジタル処理なんじゃないかと予想。

しかし、デジタル系処理でよくみられる
あざとさのようなものは一切なく、
非常にナチュラルな印象で、
逆にエフェクトOFFの方が
無機質で不自然な気さえします。

これでピエゾ臭が
完全に消えるわけではないものの、
ペダルを通さないよりは
通した方が断然良い感じになりますので、
ピエゾピックアップのエレアコを使う際の、
常用ペダルとして使っていこうと思ってます。

また、これに近いものとして
BOSSのAD-2がありますが、
そちらはコントロール系も複数ついてますし、
音質的にはどう違うかなど、
いつか使う機会があれば試してみたいところです。

(※同商品を扱う楽天ショップへのリンクです。)