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機材間のインピーダンス適合

2010年03月17日

前回、インピーダンスと信号レベルの話をしましたが、
今回は実戦という事で、実際の機材に置き換えて話をしていきます。

まず、機材の接続の基本となるのが、 『ロー出し・ハイ受け』です。
これは、受け側の入力インピーダンスが、
送り側の出力インピーダンスより高くないといけないという事なんですが、
私は、 普通に繋げば問題になる事はあまりないかなといった感じで。
今まであまり気にしてなかったです。(爆)
インピーダンスってのがよく解ってなかったですし、
実は、結構いい加減な性格だったりしますんで・・・。(爆)

ただ、色々と電気関係の事を調べてると、
気にしないってわけにもいかないかなと・・・。

それで、ロー出し・ハイ受けが出来ていないとどうなるかというと、
送り側の機器からは、受け側の機器がショートしているように見えて、
機器を炒める可能性があると。
詳しい内容は、googleで検索するといっぱい出てきます。
(リンク先は、google検索結果)


そんなわけで、ギターリストに関係しそうな各機材毎に、
インピーダンスを調べてみました。


■ギター用コンパクトエフェクター


例えば、BOSSのコンパクトエフェクターは、
出力インピーダンスが1KΩになってます。
入力インピーダンスは1MΩです。

コンパクトエフェクターは、
ギターからの信号を直接受けることが前提の設計ですので、
入力インピーダンスは、超ハイインピーダンス対応設計です。

コンパクトエフェクター同士の接続の場合は、
何も考えずに繋いでも、1KΩで出して1MΩで受けるという、
『ロー出し・ハイ受け』になります。

ちなみに、ギターの出力インピーダンスについては、
一応調べはしたのですが、
シングル5-10KΩ/ハム5-15KΩ程度と書かれてるサイトや、
数百kΩと書かれてるサイトなどあって、
ちょっと調べがつきませんでした・・・。orz
まぁ、とにかく大きいと思ってもらえればと。(爆)


■ラックエフェクター
ラックエフェクター

PAなどで使用するラックエフェクターになりますと、
ギターやマイクなどのハイインピーダンス出力機器から、
直接入力する事は考えられて作られてません。
通常、業務用機器の出力インピーダンスって600Ωに統一されており、
例えばYAMAHAのSPXにしても、
マニュアルには適合インピーダンスは600Ω書かれてます。

ただ、実際に入出力が600Ωだと、
本当に600Ωに統一された機材しか使えませんから、
最近は、入力側がハイインピーダンスで、
出力がローインピーダンスになってる機器が増えてるとのこと。

SPX2000にしても、カタログスペックは600Ωになってますが、
実際は入力が10KΩで出力が150Ωのようです。
(ネットで調べたものなので、間違ってたらすいません。)

これに直接ハイインピーダンスのギターを突っ込んだ場合は、
『ハイ出し・ロー受け』となり、インピーダンスが合わない状態になります。
そういった場合は、DIなどでインピーダンスを変える必要が出てきます。


■ギター用マルチ

ギター用マルチ

同じラックサイズの機材でも、ギターマルチに関してです。
例えば、私が使っているRoland GP-16は、
入力インピーダンスは1MΩで、出力インピーダンスは10KΩとなってます。
元々、ギターアンプのインプットに出力を出す仕様で作られてますので、
ラック機材とはいえ、ハイインピーダンス設計になっています。
その為、600Ω受けの機材には、
接続するとインピーダンスが合わない事になります。

コンパクトエフェクターよりも出力インピーダンスが高い設計になってるのは、
確認してちとビックリしましたが・・・。(笑)

ロックトロンのカメレオンとか、YAMAHAのFXとか、
一時期ラックタイプのギター用マルチエフェクターが流行りましたが、
この辺も、それなりの出力インピーダンス設計の可能性もありますので、
場合によっては、他のラック系機材と
インピーダンスが合わない場合もあるかと思います。

その為、この辺の機材を使うときは、
一度マニュアルでインピーダンスを確認した方が良いような気がします。



もうひとつ、このインピーダンスの知識が係わってくる部分に、
機材間を繋ぐシールド/ケーブルがあり、
次回はシールドについて深入りしていきたいと思いますが、

その前に一本別の記事を上げるかと思います。
久々の音源公開です。(^^)

この記事へのコメント
|ちなみに、ギターの出力インピーダンスについては、
|一応調べはしたのですが、
|シングル5-10KΩ/ハム5-15KΩ程度と書かれてるサイトや、
|数百kΩと書かれてるサイトなどあって、
|ちょっと調べがつきませんでした・・・。orz

エレキギターの出力インピーダンスは、普通のパッシブPUなら、ボリュームPOTの抵抗値が支配的です。250k/500k/1MΩといった辺り。
アクティブPUだと低いらしいですが、具体的な値は知りません。
Posted by sam at 2010年07月12日 23:41
>>samさん
なるほど、ポットを通った際に、
インピーダンスがポットの値に収束するって感じでしょうか。

アクティブは、以前調べた事があったのですが、
すっかり、記憶から抜けてます。orz
確か、かなり低かった事だけは記憶しておりますが・・・。
Posted by しま at 2010年07月13日 12:57
ごめんなさい!間違ってました。

ここに計算式があります。
http://blogs.yahoo.co.jp/patica_usa/3945666.html
一般的な例では、POTの値にはほとんど影響されず、PUの直流抵抗値に近くなると思います。数k〜10数kΩというので正解だったようです。失礼しました。


ポットを変えるとトーンが変わるのは、フィルターのQが変わるからのようです。
ここのページの真ん中あたりに、ハイ落ちの周波数特性グラフがあります。
http://www.k4.dion.ne.jp/~ichian/analog/tips/cable/cable.htm
Posted by sam at 2010年07月13日 20:00
>>samさん
詳しい情報が書かれてるサイトへのリンク、
ありがとうございます。

参考にさせてもらいます。(^^)
Posted by しま at 2010年07月17日 08:35
「直流抵抗」と「インピーダンス」を混同してるような気がしますが?
Posted by こんにちは at 2017年06月11日 21:29
>>こんにちはさん
ご指摘ありがとうございます。(^^)
こういう事なんですね。

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/2266947.html
Posted by しま at 2017年06月12日 13:19
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