Proco You Dirty RATのレビュー/検証-01

2008年09月28日

少し前に、購入した旨を記事にしていた、
Proco You Dirty RAT(ダーティラット)のレビュー記事です。

Proco RATと言えば、ジェフ・ベックが使用してた有名なペダルですが、
このペダルは、 メーカーの売り文句によると、
通常のRATよりも『コンプレッションを3dBアップし、
よりファズっぽいハイブーストディストーションが得られます。』

という事らしいです。

ただ、以前の記事でも書きましたが、
私の主観とすると、ファズっぽいというよりも完全にファズの印象です。

本当はノーマルのRATが欲しかったのですが、
これがまた、結構良いどころか、 欲しかった痒い部分に手が届く感じで、
試奏して惚れちゃいまして、ノーマルよりこっちだなと。(笑)

そんなところで、 これから2回に別けて、
このペダルの検証/レビュー記事をアップしていこうかと思います。

img 080928 You Dirty RAT

それで、1回目である今回は、
アンプはJMP-1のクリーンチャンネルを使いペダル側で音を作り、
“ファズ/ディストーション”として使用した場合について
です。
ギターはストラトを使用しました。


●ハイブーストディストーションセッティング

先ずはメーカーのセールスポイントである、
ファズっぽいハイブーストディストーションですが、
アンプの生音の後に、同じフレーズをペダルをONにして弾いてみます。
ギターの設定はフロント/センターピックアップのハーフトーンです。


(RATセッティング:DIS-3時/FIL-12時/LEV-2時)

やっぱり私には“ファイズよりのディストーション”ではなく、
『ディストーションよりのファズ』に聞こえます。
コンプレッション感が強く、高音弦側ではきめ細かく、
低音弦側がブーミーな感じになるのが良い感じです。


●クランチ
セッティング
次は、ゲインを落として、クランチサウンドです。
こちらも、アンプの生音の後に 同じフレーズをペダルをONにして弾きました。
アンプの設定は先の音源と同じです。
こちらは、リアピックアップを使用してます。


(RATセッティング:DIS-9時/FIL-1時/LEV-3時)

ゲインを落とすと、ブーミーさがなくなりファズっぽさは減りますが、
(歪の質がファズっぽいので、当たり前の話ではありますが・・・)
かなり歯切れの良い歪みになります。
適度なコンプレッション感がでて弾きやすい音だと思います。


●ディストーション
セッティング
適度に歪ませて、フィルターの摘みを上手いところに調整すれば、
ディストーション的な感じも出ます。


(RATセッティング:DIS-10時/FIL-2時/LEV-3時)

コンプレッション感が強いとはいっても、
ピッキングの際のアタック感と申しますか、
美味しいところはしっかりと残してくれてるあたりが良いです。

ハイゲインペダルではありますが、
先にも書いたよう、歪ませすぎるとファズ色が強くなりすぎますんで、
今回の音源程度の歪加減ぐらいなら
ディストーション的な使い方が可能ですが、
近年のヘヴィメタル的なハイゲインディストーションサウンドは、
ペダル側だけで音を作るのはちょっと難しい感じがします。


Proco You Dirty RAT
(※写真は楽天ショップへのリンクです。)


結構、クセがあるペダルではありますが、
コツさえ掴んでしまえば、かなり個性的な音作りができそうですし、
この価格帯のペダルなのにトゥルーバイパス仕様ってのも、
好きな方には良いんじゃないかと思います。
(私はトゥルーバイパス信仰はもっておりませんが)

といったところで、 今回の記事は終了しますが、
次回記事はアンプ側で音を作り、
ブースターとして使用した場合のレビューを予定してます。


【※追記】2008/10/01
コメント欄にて、TPUKU'S BLOGのよすけさんよりリクエストを頂きました、
通称『キラキラトーン』(笑)テストです。

ファズペダルをONにした状態で、
ギター側のボリュームを下げてクリーントーンを出すと、
アンプ直の場合よりも、キラキラとしたトーンがでるのですが、
元々、ハイゲインファズといったところのダーティラットだと、
ペダル側のゲインを下げても、ピッキング次第で若干歪みが残るようです。



それでも一応、キラキラトーンにはなってくれました。
今回の音源は、次の音源を作ってた途中に録ったので、
ストラトではなく、ハートフィールドでコイルタップしてます。

深夜に目を擦りながらの作業だったもので、
ギターを繋ぎなおすのが面倒でして・・・すいません。(爆)

それはともかく、ストラトモドキでこんな感じですから、
実際にストラトを使ったら、もっとキラキラした感じになりそうです。



≪次記事≫
・Proco You Dirty RATのレビュー/検証-02

≪関連記事≫
・Proco You Dirty RATを入手しました。

ギター誌記事の検証[フロイドローズの使い方]

2008年09月25日

先日、昔のギター誌を読み返してると、
フロイドローズの使い方が載ってる記事が目に入りました。

私も長い事フロイドローズと付き合ってますので、
今更、読む必要もないと思いましたが、
改めて読むと気になる内容がいくつか書いてましたので、
その辺を今回はその辺を検証していきます。


■チューニングの際はアームバーを定位置に戻す
私もあまり気にしてなかったんですが、
アームバーの位置でブリッジの重心が変わるので、
それが影響してピッチが変わるとの事。

理屈は理解できますので、先ずはテストです。

アームバーの向き(下)
img 080925-01 フロイドローズピッチ(下)

アームバーの向き(前)
img 080925-02 フロイドローズピッチ(前)

アームバーの向き(後)

img 080925-03 フロイドローズピッチ(後)

ピッキングの強弱で変わる程度の変化ではありますが、
確かに微妙に変わりました。

しかしアームバーを下向き以外でチューニングする事って、
別に気にしてなくてもないような気もします。

どちらかというとアームバーの向きよりも
アームバーを外してチューニングする事の方が
注意した方が良い気がします。
重心の変化はこちらの方が多いと思いますので。


■弦交換の際は鉛筆を使う
フロイドローズに限った話ではないですが
弦を切ってもブリッジが動かないように
サスティーンブロックとボディの間に
鉛筆を挟んで固定してしまおうって話です。

フローティングさせてるトレモロブリッジが、
スプリングの力でボディを傷つけないようにとの事と、
弦交換後のチューニングが楽になるというのがあると思います。

個人的には膝上で作業をしてる事が多いんで、
あんなところ(ボディ裏)に鉛筆が挟まってたら、
太ももに鉛筆が突き刺さって大変なことになります。

鉛筆を短く切ってボディから飛び出さないようにするか、
鉛筆ではなく木片をホームセンターで買ってくるとかした方が
安全そうな気はします。

最近のギターは価格帯にもよりますが、
ボディのザグリ内にスポンジ状のものが敷いてあったりしますし、
弦を緩めずにニッパーで切っていったりしない限りは、
特に必要ないんじゃないかと思ってます。

あとこの鉛筆技をやっちゃうと
ブリッジを立てた状態で弦を張るので、
ペグ側の巻の余裕が減り、
メンテの際に弦を張りっぱなしでブリッジを外したりとか、
そういった荒業は使えなくなりますので一長一短があるように思います。
私はボディとブリッジの間のザグリに
タオルを挟み込んで作業をしています。

実際のところ、この弦の張り方でメリットが大きいのは、
ロックナット式のユニットよりも、
ゴトーやスパーゼル等のロックペグの方だという気がします。
ロックペグは余分な弦が少ない方がチューニングが安定しますんで。


■ロックナットは偶に方向を変えてあげましょう。
ロックナットも消耗品なので、
同じ方向で締めてると弦の型が付きロックしにくくなり、
チューニングの安定性が落ちるとの事。

ですが最近のロックナットはナットのアールに合わせて、
しっかりとしたアールが付いてますので、
方向を変えると逆に弦がロックできず安定しなくなると思います。

私の知る限りですが、
90年代初期ぐらいまでのロックナットは方向性が無く、
弦にあたる部分が球状に微妙なアールが付けられてたり、
もしくはアールすらなく平らだったものもあった気がします。

この話を書いてあった雑誌記事もその頃の雑誌なので、
当時はそうだったのかなと言ったところです。

img 080925-04 フロイドローズロックナット比較
(※クリックで拡大)

あと私が今所持してるロックナット式のギターで、
一番古いやつは15年ぐらい使用してますが
ロックナットが消耗して
チューニングが安定しなくなったなんて事はありません。

よほど力をこめてロックしたりしないことには、
ロックナットを交換する必要ってないんじゃないかと思ってます。

どうしても気になる方は、
何年かに一回交換すれば良いんじゃないかと思います。

ここまで雑誌記事で気になった所を書いてきましたが、
後は普通のフロイドローズの記事でした。

よくフロイドローズの弦交換のやり方が解らないという話は聞きますが、
それを書いちゃうと長くなるので、この辺のサイトを参考にされて下さい。

http://www.espguitars.co.jp/customer/advice/gen_koukan/floyd_gen.html
(リンク先はESPさんのサイトです。)


久々に『サウンド研究室』らしい検証記事を書いた気がします。

リッチー・ブラックモアの魅力を語ってみる

2008年09月21日

ディープ・パープルの『チャイルド・イン・タイム』の動画を見ようと思って、
YOUTUBEで検索してたら、スティーブ・モーズ時代の動画が出てきました。

このスティーブ・モーズというギターリスト、再結成後のディープ・パープルで、
リッチー・ブラックモアの後釜として入ったわけですが
単純にスキルで言えば、本家のリッチーよりも上じゃないかと私は思います。
(間に、ジョー・サトリアーニがサポートで入ってましたが・・・)

まず、その映像です。


(曲が長いんで、ギターソロの部分だけ聞いていただければと・・・)
(ギターソロは4:09〜6:57までです。)

やっぱり上手いです。
音もリッチーよりも綺麗にでてます。(爆)

ただ、3分弱という長いギターソロの途中で飽きてしまうというか、
何かが足りない・・・・そんな気がしました。


そして、こちら同曲のリッチーのソロです。



・・・・すばらしい。(爆)


この映像、リッチーの早弾きがどうも怪しいと言われ始めてた、
再結成後の映像でして、ソロの最後のキメのフレーズとか、
音がグチャグチャでまともに出てませんが、
演奏を聴いてると、グイグイとリッチーワールドに引き込まれていくというか、
そういう、人を魅了する何かがあるような気がします。

リッチーのソロって、次にどんなフレーズが来るのか、
期待に胸を膨らませて聞いてしまい、長いソロでも飽きるどころか、
もっと続けてくれてと思わせてくれるように思います。

そんな感じで、さすがに、これと比較すると、
スティーブ・モーズのソロが予定調和に聞こえてしまって。


まぁ、そうは言っても、
私がリッチーを師と仰いでるからそう聞こえるだけかもしれませんが・・・・


それにしても、スティーブ・モーズも
十二分にフィーリングもテクニックも持ち合わせてたギターリストなわけで、
この差ってなんなんだろう・・・・・。

それで、私なりに考えてみたのですが、
フィーリングとテクニック以外に、
もうひとつの何かを持ってるか持ってないかじゃないかという気がしてます。
言葉にしてしまうと、チープになってしまうんですが、
内に秘めたものの爆発・・・といったところでしょうか。

私ごときじゃ、とてもじゃないですがそんな演奏はできませんけど、
いつか、そういうプレイヤーになりたいものです。

私も好きなギターリストって沢山いるんですが、
中でもリッチー・ブラックモアというギターリストは、
こういった理由で、他のギターリストとは別格の存在だったりします。


余談ですが、この演奏中に、リッチーが指先から爆発させたものって、
『ギラン消えろ!!』だったりするんじゃないかと思ったりもしますけど。(笑)


ちなみにこちら、最近のリッチー師匠です。



キャンディスが悪いとは言いませんが、
早くこっち(ROCK)の世界に、帰ってきてほしいです。

別に、若い婚約者が羨ましいとか、そんなんじゃないですよっ。(爆)
(キャンディスの歌は上手いと思います。)


この曲のオリジナルは、
こちらの アルバムに・・・・って今更言うまでもないですね。(^^;


【Aポイント+メール便送料無料】ディープ・パープル Deep Purple / In Rock (輸入盤CD)

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アーティストモデルについて

2008年09月17日

10代の頃から20代の半ばぐらいまで、
個性、個性ってそればかり追い求めてた気がしますが、
最近は『誰が使っていようと良い物は良い』って思えるようになりました。
その為、昔はアーティストのシグネイチャーモデルって、
かなり抵抗があったんですが、 素直に『良いなぁ・・・』って思ったりします。
(と言っても、あんまり見た目が強烈なのはまだ抵抗がありますが・・・)

変な執着心が邪魔して、使う物を自分で規制しちゃうのも、
考えてみたら勿体無いような気がしてます。


以前試奏してレビューも書きましたが、

ジェフ・ベックモデルなんかは、 私が思うストラトの理想形態ですし、
実際、私のストラトは、これをお手本にしていじってます。


☆Jeff Beck☆ Signature Stratocaster® ジェフベックストラトFender U.S.A.

(※写真は楽天ショップへのリンクです。)


そのアーティストモデルで、
最近、非常に気になってるモデルがあったりするんです。
これです。

http://www.suhrguitars.com/artists.aspx?artist=beach

このギター、 コアというボディ材と
パーフェローというネック/指板材が使われており、
私はこれらの木材を良く知りません。
なので、音質的な予測がまったくつかないんですが、
この木目はかなり魅力的です。

要するに・・・・





完全に、見た目に惚れました。
(←また見た目かよ!!)
どこか近くの楽器店に置いてないかなぁ。

といっても、売価60万円前後のギターなんで、
気に入ったとしてもとても私の財力じゃ買えないんですが・・・・。orz
(オータムジャンボに期待します。)

Proco You Dirty RATを入手しました。 

2008年09月13日

楽器店めぐりをしていましたら RATがなんと半額でした。
もちろん、試奏してそのままお持ち帰りです。(爆)
(また、衝動買いかよ!!)
(だって、半額ですよ・・・・)

今回、買ってきたのは、ノーマルのモデルではなく、
ダーティーラット(You Dirty RAT)なんですが、
このモデル、通常のモデルよりコンプレッション感が強く、
ファズ的な音作りもできる
ということで、面白そうだなと。

RAT
(※クリックで拡大)

で、音を出してみると、


・・・・これ、まんまファズじゃん。(^^;



MXRのDistortion+のような、
ファズよりのディストーションといった感じではなく、
“ディストーションよりのファズ” と言ったほうが
ニュアンスが近いかもしれません。

かといってファズ的なピーキーな歪み方だけで、
ディストーション的な音作りができないかというと、
これがまた、極太のドンシャリ的な音も出せます。
(案外、器用なペダルでした)

楽器店で試したのはフェンダーのツインリバーブとの組み合わせでしたが、
これがあれば、ハードロックからブルースまで幅広くいけそうです。

ただ・・・今は、自宅のMarshall JMP-1との組み合わせで試してますが、
私のJMP-1は結構イコライジングが不器用でして、
この組み合わせだと、フェンダーアンプほどは
スムーズに音作りはできないっぽいです。

それで、今のところアンプとの相性でもあるのかなと予想してますが、
まだ、いじりたおしてるわけじゃないので断言はできない状態です。
現状、セッティングを少し見直してみてますが、
少々苦戦を強いられております。

そんなところで、このペダルを手懐け終わったら、
音源およびレビューをアップしようかと思います。



Proco You Dirty RAT
(※写真は楽天ショップへのリンクです。)

ブルースのイベントにて

2008年09月10日

先日、TPUKU'S BLOGのよすけさんに誘われて、
小倉で行われた紫川ブルースフェスティバルに行ってきました。

img 080910-02 紫川ブルースフェスタ
(※クリックで拡大)

ただ、私も独身者の一人暮らしですし、orz
最近は、仕事の方が詰まってて、家事関係がまるで出来ておらず、(爆)
残念ながら全部は見れませんでした。(T T)

●ハリケーン湯川 & マジックロッカーズ
●デルタ兄弟
●小倉祇園太鼓
●Lefty & Lee Blues Band

私が、今回見ることが出来たのは、上記の4バンドで、
どのバンドも良いギターサウンドを出してましたが、
中でもテレキャス+フェンダーアンプで音を作ってた、
ハリケーン湯川さんの音は、強烈に印象に残りました。
(音源を聞かせられないのが残念です。)

img 080910-01 紫川ブルースフェスタ
(ハリケーン湯川 & マジックロッカーズ)
(※クリックで拡大)

こういうのを見せられると、なんかテレキャスが欲しくなったりしますが、
そんなことを言い始めるとキリがないんで今は我慢しますけど・・・。orz


余談ですが、ブルース系のライブを見ると、いつも思うんですが、
『俺は最高!! お前も最高!! みんな最高!!』みたいな内容の歌詞が、
ブルースには多い気がします。

それで、 この『俺は最高!!』ってのが、
今の私に不足してるものものような気がしてならないんですが、(爆)
考えてみりゃ、演奏を聴いてくれてる方に対して、
『しょぼいギターですけど、聴いてください。』じゃ、あんまりですし、
ブルースやロックに謙虚さなんて要らないもんじゃないかと思ったりもします。

だから、練習して練習して、さらに練習して、
克服しなきゃ駄目なんだなって思うのですが、
歳を重ねて、自身が客観的に見えるようになると、
段々とそう言うことが口が裂けても言えなくなってくるわけで、
なかなか自分のギターに自信って持てないですよねぇ。

何が良くて、何が悪いか、自身が一番解ってますし。(^^;

というわけで、今度のセッション企画には、
そういう心構えで、挑んでみようかと思います。(爆)
(で、結果はいつもと一緒だったりして・・・・。)


そんな感じで、ライブで触発されたんで、
レイヴォーン曲のバッキングトラックをオケにアドリブで弾いてみました。



普段が歪み系のサウンドを扱ってばかりなので、
偶にクリーントーンで弾くと、新鮮味があって楽しいです。
原曲はこのアルバムに入ってますが、
絶対に比べないで下さい。(爆)(←自信持つんじゃなかったのかよ!!)


スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル/イン・ステップ(CD)
(※写真は楽天ショップへのリンクです。)



最後に、イベント会場で同席させていただきました、
よすけさんBLUES-BOYさんJAKEさんお疲れ様でした。
来年もまた行きましょう。(^^)
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スペシャルセッション2008参加者募集中

2008年09月08日

9月に入り、気候のほうも落ち着いて、
少しずつ過ごしやすくなってまいりました。
さて、これから季節の方は秋に向かっていくわけですが、
『サウンド研究室』の方はこれからがアツくなってまいります。

そんなところで今回は、恒例セッション大会のお知らせです。

秋の夜長にクラッシクとロックはいかが?
『ロックンロールチャイコフスキースペシャルセッション』

去年に続き、良くわからんタイトルです。(スイマセン)
基本的に参加方法等も去年と同じです。
なので、解ってる方はそのままオケをダウンロードして
データを送ってもらって構いません。

そんなところで、ここからは募集要項です。
ほとんど、去年のコピペですが・・・。(爆) (一部、改変してます。)


セッション企画 バナー

【1−参加方法】
本記事中よりオケのデータをダウンロードして、
ギターソロのパートを録音し、私“しま”までお送りください。

ファイルフォーマット:mp3又はwav
●送信先:shima_zi#ybb.ne.jp

※迷惑メール対策の為、アドレスの@を#にしております。
ファイルの送信の際は#を@に書き換えて送信してください。

●送信方法:ファイル転送サービスをご利用ください。

http://filepost.ddo.jp/index.html
※去年紹介していたサイトより使いやすいサイトを見つけました。

ファイル転送を送信する際、 転送サービスのコメント記入欄に、
使用機材(ギター/アンプ/エフェクター)、
HPやブログを持たれてる方は アドレスを書いていただけると幸いです。
リンク貼られると困る方や機材は秘密って方は書かれなくてかまいません。

ファイル送信後は、2〜3日中に、
『受け取りました』的な簡素な内容のテンプレの
確認のメールの方を送信します。(返信不要)
もし、ファイル送信後に何日待っても確認メールが来なければ、
ファイルが届いていない可能性がありますので、
その場合はご一報いただければと思います。




【2演奏パートの内容について】
前半がチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番第1楽章の
メロディーパートで、後半がアドリブパートとなってます。
keyはG/Emです。

(課題となってる前半部分についても
オブリガートを加えたりして、いじっちゃって構いません。)

こちら、私がサンプルで演奏したものです。


(少々、演奏がヘロヘロな部分がありますが、ご勘弁を・・・。)

チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番第1楽章の原曲がわからない方は、
こちらを参考にしていただければと思います。(リンク先はyoutubeです。)



【3オケのダウンロード】

プレイヤーの右側に、ダウンロードアイコンがあります。

オケはMP3フォーマットで、Rチャンネルのみに入っています。
(片方のスピーカーからしか聞こえなくても壊れてるわけじゃないです。)





【4−録音について】
オケがRチャンネルのみのまま録音してください。

ギターソロパートはそのままL/R両方のトラックに録音して構いませんが、
編集の際はLチャンネルの音のみ抜き出しますので、
ステレオ系のエフェクターは、あまり効果が出ないと思います。

ただ、どうもモノラルのオケだと気分的に乗らない方や、
モノラルのオケだと、音が分離してなくてよく分からないという方
には、
コチラにステレオ版のオケを準備しております。
ステレオ版のオケを使用する場合は、
録音後、ギターを左チャンネル、オケを右チャンネルに設定して、
この形にして送ってもらえればOKです。



また、録音方法についてはPCでもMTRでも構いません。
最終的に送る際、mp3又はwevフォーマットになっていればOKです。
注意していただくことしては、オケの頭と最後に入っているカウントは、
編集時にテンポを同期させるのに使いますので、
データ送信の際も消去せずに、そのまま残しておいてください。

送っていただいたギターの音は、できるだけそのまま編集いたしますが、
オケと馴染ませる為に他のパートと同じリバーブを軽くかけますので、
空間系のエフェクトを使用される際は、
少し控えめぐらいで使用されるぐらいが良いと思います。
逆に、ドライ音のみの男気仕様で録音して、
『空間系は任せたッ!!』って私に投げられても構いません。(笑)
(っていっても、軽くリバーブしか掛けないんですが・・・・)



【5−音源募集期間】
2008年9月9日(火)〜10月13日(祝)

ちょっと長めではありますが、お仕事の都合などもある方もおられるでしょうし、
とりあえず10月の連休までレコーディング期間とさせていただいてます。



【6−編集後の音源公開】
本ブログにて、11月3日(祝)あたりを予定しています。

予想を上回って参加者が増えた場合等で、
ミックスの作業が期間内に間に合わない場合などにおいては、
改めて連絡させて頂きます。
また、公開後の音源は個人利用に限り、
フリーの音源とさせていただこうかと思っています。




【7−録音環境がない方】
もし、『録音環境がなけどやってみたい!!』という方は、
この辺のフリーソフトをご利用ください。

http://audacity.sourceforge.net/?lang=ja
(他のフリーソフトだと、サウンドエンジンの最新版でも、
録音デバイスをPCM出力にすればオケとミックスした形で録音できます。)

あと、『ソフト以前にオーディオインターフェイスがないぞ!!』という方は、
ミキサー等を通して出力をラインレベルにしPCのLINE IN端子に突っ込むか、
この手のもので録音すると良いとおもいます。


【ギター練習用オーディオインターフェイス ◆ 税込・送料無料 ◆】BEHRINGER UCG102

(※写真は楽天ショップへのリンクです。)

リンクを貼った商品ですが、楽天で一番安いヤツを張ってますので、
音質の方はあまり期待できないかも。(^^; (練習用って書いてますし。)


去年も書いておりましたが、優越を競うものではありませんので、
下手だとか上手いとかはあまり気になさらずに
参加していただければと思います。
(私も多分ヘロヘロです・・・いえ、もちろん頑張りますけどね。)

皆さんの参加、お待ちしております。



なんだか、良く解らねぇ〜よ!!と言う方は、
本ブログの左サイドバー内にあるカテゴリ覧より、
セッション企画をご覧下さい。


≪関連記事≫
・恒例『セッション大会』企画準備中

タグ:セッション

ただの雑談

2008年09月06日

練習中、疲れて、 ちょっと休憩のつもりが熟睡してた・・・。


そんな事ってありません?
学生の頃は、ギター抱えて寝てた事もあります。(爆)


昨日、セッション企画のサンプルを録音してて思ったのが、
8分裏のリードが安定せず、まるで弾けてません。

なんか、メトロノームの件や、指の分離の件もそうですが、
最近、色々と後回しにしてたスキルのツケが一気に押し寄せてる感じです。(T T)

それで、矯正するのにちと時間がかかりそうなので、
リズムガタガタで、セッション企画のサンプルを作るハメになりそうです。
(本番までには、なんとか、出来るようになっておかないと・・・。)
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左手の指の分離(フィンガリング)

2008年09月01日

以前の記事中にも少し書いてましたが、
ブログヤンディーズの太郎さんのとコラボで、
ラウドネスのカヴァー曲を作ってます。

最近、そのギターソロの練習やってる中で、
テンポ170前後の16分音符の連続フレーズがあって、
それが150当りで打ち止めに近い状態になりました。

『お・・・俺は、これ以上速くは弾けないのか・・・・。orz』

なんて、悲観に暮れてもしかたないんで自己分析をしていったんですが、
どうも左手の小指の分離が出来てない事が、
壁となってゆく手を塞いできてる
感じっぽいく、

試しに、小指を中心に他の各指と交互にトリル的なフレーズを、
プリングを使用せずに弾くと、まったく弾けない・・・・。

実は演奏中、小指を使わないときに、
小指が薬指の上に乗っかるのが昔から気になってて、
そんな状態で、今までやってこれた事が、自分でも不思議なんですが、
現在、放置していた20年分のツケを清算中だったりします。orz
(太郎さん、すいません、まだ時間がかかりそうです・・・。)


フィンガリング

それで、困った事に、これが完全に弾き癖になってしまってるので、
普通に練習しても癖が抜けません。(T T)

そこで、昔、大橋隆志氏(ex.聖飢魔U:ジェイル大橋代官)が、
『苦手な指だけで弾く練習が効果的だ』みたいな事を、
インタビューか何かで言ってた記憶があって、
(正しい記憶かどうか定かではありません。)
んじゃぁ、まぁ、それをやってみようといったところで、
大橋隆志氏の練習方法を自分なりアレンジしてやってみてます。

その練習方法ですが、
小指を折り曲げた状態で固定して中指と薬指だけで演奏したり、
人差し指と中指を固定して、小指と薬指だけで演奏したり・・・・。

これが、また難しくって、
(苦手な指だけで弾いてるわけなんで、難しくて当然なんですが。)
『ぬぉぉ・・・動かんっ!!』と悶絶しながら、特訓に近い状態でやっております。

これで、効果があれば良いんですけどねぇ・・・・。
あとは、信じてやり続けるしかないんですが。(爆)


最後に 余談ですが、
サウンド研究室恒例のセッション企画のバッキングトラックがあがりました。
現在、サンプル用の演奏をレコーディング中です。

タグ:練習法