遂にレコーディング作業については終了しました。
後は、編集のツメとマスタリングのみです。
ソロの出来については・・・まぁ、それは公開の時に。orz
今回は、
前回からの引き続きでボーカルの編集についてと、
ミックスダウン/マスタリングについての記事になります。
この作品の編集記は、これで最後です。
付き合ってくださった方、ありがとうございました。
【編集-03:ボーカルの編集】
オジーなんで、
ダブルでしょ。
ってなわけで、同一のボーカルパートを2本録って重ねてますが、
メインパートはエフェクト薄め、コンプレッサーも弱めにして、
ダブルのパートに、深めにエフェクトをかけて、
トラックごとのボリュームで調整してます。
ミキサーのセンドエフェクトの方はリバーブとディレイを使ってます。
リバーブはレキシコンリバーブで、ボーカル用のプリセットを使いました。
ディレイのほうはといいますと、
ちょっと、引きずった感じが欲しかったので、
ディレイタイムを16分音符に合わせ、
フィードバック40/レベル100の設定で、
ミキサー側のセンドレベルでエフェクトの深さを調整してます。
トラックエフェクトに関しては、コンプ/イコライザ/ディエッサーなんですが、
このディエッサーの位置が私はよく解らんのです。orz
雑誌みると、空間系も含めて最後にかけるのが正解って書いてるんですが、
SONARに付属してるプラグインのアナログミキサーシミュレータ(?)である、
VC-64ビンテージ・チャンネルだと頭になってるんです。(^^;

(※クリックで拡大)
今回は、このVC-64でダイナミック系は処理したので、
ディエッサーが頭に来てます。
【編集-04:ミックスダウン〜マスタリング】
SONARって、モニター時の音と、レンダリング後の音が結構違うもので、
何度も何度も、レンダリングしてチェックする必要があったりして、
毎度の事ながら、かなり苦労しました。(^^;
マスタートラックのエフェクトは、
リバーブ/アナログテープシミュレータ/コンプレッサーの3種です。
リバーブは説明するまでもなく、プラグインのレキシコンリバーブなんですが、
ここで使う目的は、残響音ではなく、あくまでも音をなじませるだけなんで、
ホール系のプリセットを使って3%ほどかけてます。
普通に聞くと、違いはわからないぐらいです。
アナログテープシミュレータは、
以前、ゲイリーサウンドに挑戦企画をしたときから使い始めた、
フリーのプラグインで、ハイクオリティテープというプリセットを使ってます。
下記リンク先のferoxというプラグインです。
(
http://www.jeroenbreebaart.com/audio_vst.htm)
コンプレッサーについてもMIX用のプリセットを、
半分ぐらい、圧縮率を下げて使ってます。
イコライジング関係は、普段からミックスダウンのときはいじらず、
マスタリングの時にかけてますので、ここでは放置です。(爆)
(このやり方で良いのか悪いのか・・・・。)
最後に、マスタリングですが、
マスタリングは専用ソフトではなく、
フリーウェアの
Sound Engineを使ってます。
本当は、ここでコンプレッサーとかもかけるんでしょうが、
私は音量調整とイコライザーぐらいしかいじってません。
私がダイナミック系のエフェクトををいじるスキルが弱いってのもあって、
コンプをかけると、良い結果にならないことのほうが多いんですよね。orz
編集前と編集後で比較してみます。
■ミックスダウン/マスタリング前
再生できない場合、ダウンロードは🎵
こちら
■ミックスダウン/マスタリング前
再生できない場合、ダウンロードは🎵
こちら
う〜ん、苦労してるわりには、
あまり違いがわからないっすね。(^^;
といったところで、長々と書いてきましたが、
製作記は今回で最終回です。
無事、ランディー・ローズの命日前に音源は完成しました。(^^)
さて、後は最終公開となるのですが、
本日、登録の作業を済ませてますが連休が入りますから、
もしかすると、来週あたりになるかもしれません。
できれば、ランディの命日の日に、
ここでも発表したかった。orz
(
MySondの処理次第なので、無理と決まったわけではありませんが。)
ダイアリー・オブ・ア・マッドマン
(※写真は楽天ショップへのリンクです。)
【本記事で製作中の音源の最終アップ分はこちら】
・ランディローズに捧ぐ(Over the Mountain)
【関連記事】
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