前回に引き続き、T-RackSの使用テストです。
(前記事を読まれてない方はこちらから。)
今回は、T-RackSに付属するマスタリングソフトを使ってみます。
今までの私のマスタリング作業といえば、
特にマスタリングツールなどは持ってませんでしたので、
DAW(Sonar)上のマスタートラックでコンプなどの処理をした後に、
Sound Engineでノーマライズしてました。
それらを一端外して、今回はT-Racks側でマスタリング処理を行ってみます。

(※クリックで拡大)
勿論、よく解らないのでプリセット一発!!(カッコ悪・・・)
選んだプリセットは670 PARALLAL AND BRIGというプリセットです。
テスト用の音源は、少し前に公開したZEPのカバー曲を使いました。
■Sonar+Sound Engineマスタリング
再生できない場合、ダウンロードは🎵
こちら
■T-RackSマスタリング
再生できない場合、ダウンロードは🎵
こちら
音の輪郭がハッキリした感じはあるものの、
全体の印象自体はあまり変ってないような気がします。
ただ、私も宅録と真剣に向かい合い始めて3〜4年経ちます。
今までのSonarとSound Engineでのマスタリング処理って、
私がなりに試行錯誤して、やっと行き着いた音です。
なので、プリセット一発でこういう音を出されると、
非常に凹みます。
実際の所、他にも色んなプリセットがあり、
ガッツリコンプがかかってて、あからさまに音に変化があるものもあります。
今回、私が元々やっていたマスタリングとあまり印象が変わらないのは、
個人的に、こういう自然な感じの音が好きなので、
好みのプリセットを選んだ結果、
自分が作った音に似てたってのもあるかもしれません。
そんなわけで、コンプが良く解らずに悩まれてる方、
これ、けっこうお勧めです。
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後、余談ですが、
今回このソフトの存在を教えてくれた
内田敏夫氏が、
TVアニメ『けいおん』の年末のライブイベントでギターを弾いた際に、
ギターソロのコーナーがちょっとあったって事なので買いました。

(※クリックで拡大)
それで、そのギターソロですが、
エフェクトでスペーシーなサウンドメイキングをして、ゴリっと弾いております。
ノンエフェクトのチョーキング一発タイプでもなく、
かといって、テクニック至上でもない。でもやっぱりカッコ良い。
テクニック至上の時代には、最低限のテクニックは必要だとか、
その後はエフェクターは駄目で、アンプ直が良いとか、
ギタープレイのアレは駄目、これは駄目という話は時代毎にありますけれども、
内田氏のギターは、いつもそういう時代とは別の所にある気がします。
いつも、彼のギターを聴く度に思うのですが、
結局ギターって、自分自身の内側をどれだけ指先に反映できるかですから。
時代に流されてるうちは、本当にカッコ良いギターって弾けないんじゃないかなと。
私はいつも時代に流されて、アレは駄目なんだ、
これも駄目なんだって思ってしまうタイプですが。
興味がある方は、聴いてみてください。(^^)
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どうでも良い話かもしれませんが、
最近の声優さんって結構かわいいですね。
ハマっちゃったりして。(爆)