NCAP-10G/TUBEを試奏してきました

2011年01月23日


クリーンブースターの記事を投下するつもりでしたが、
毎度の事ながら、有言不実行・・・。
なかなか、仕事と趣味の予定の両立は難しいですね。

というわけで、
今回はフジゲンのアンプ『NCAP-10G/TUBE』のレビュー記事です。

NCAP-10G/TUBE

今、売り切れ続出だそうですが、
このブログ出もよくコメントを残してくれてます、
ブログ『Blues-Boy』のblues-boyさんが紹介されてて、
気になったもんで、 先日、店で試奏してきました。

これ、なかなか良いですね〜。
見た目もツィード調でカッコ良いですし、
小型アンプなのに、なかなか良い感じで元気に鳴ってくれます。
ちょうど、最近扱ったアンプの中だと、
Fender Champion600に近い感じでしょうか。

試奏はストラトでさせてもらいましたが、
パキパキと弾けるような感覚が良かったです。
ピッキングやギター側のVolへの反応もバッチリで、
ブルースとかロックンロールをするには、
なかなか、気持ちが良い音で鳴ってくれました。

また、ヴォリュームコントロールが、
ゲインとマスターヴォリュームに分かれてるんで、
自宅でも歪ませやすいってのはメリットですよね。

ただ、クリーン〜クランチは良かったのですが、
ゲインを全開まであげると、ちと音が潰れる印象があったので、
歪ませる時は、クランチぐらいで止めておいて、
ブースターをかまして音作りした方が良いような気もします。

店内じゃ、ボリューム3ぐらいでしか試せてないんで、
フルボリュームにしたら、また印象が違うかもしれません。
ただですね、一軒家や壁の厚いマンションにお住まいの方は良いですが、
アパート暮らしだと、店と一緒でボリューム3以上は上げれないと思います。

アッテネーターまで内蔵してくれてたら・・・。
なんて思いましたが、まぁ価格が価格ですし、そこはいたしかたないかと。


そして最後に気付く。
ドライブチャンネル試すの忘れてた・・・。orz


私のアパートは木造モルタルなもんで、
小型アンプといえど、真空管コンボはちと辛いですが、
そこそこ大音量で鳴らせる方にはお勧めじゃないかと思います。

値段が随分違うので、間違う事はないとは思いますが、
同種のトランジスタアンプも見た目はそっくりなので、
買う前に確認はした方が良いかもしれません。

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(※写真は楽天ショップへのリンクです。)

先日(2011年1月現在)まで見かけた
1万円弱の破格値投売りは、
ネットではほぼ終了しちゃったみたいですね。
楽天ショップ内は、全滅のようです。

店頭では、まだ残ってる所も多少あるみたいなんで、
買われる方は、先にそっちを調べてから買った方が良いかもしれません。
倍額ぐらい価格差がありますし・・・。


Fulltone '69 ゲルマニウムファズクローン

2011年01月18日

お待たせいたしました。
年末から予告しておりました、
ブログ『Something』のJAKEさんとのコラボ企画記事です。

今回のテーマは、
Fulltone '69 ゲルマニウムファズクローンの実力はいかに・・・。
といったところです。

Fulltone '69というとFUZZ FACE系のファズではありますが、
やたら高級ファズですし、現状、生産も中止されてますので、
私は触った事もなかったりするんですが、
JAKEさんのクローンを扱って、これは確かに良いなと。

Fulltone '69 ゲルマニウムファズクローン

そんなわけで、まず音源から。

セッティングですが、ギターはストラトを用い、
アンプはマーシャルプリアンプPALMERスピーカーシミュの組合せです。
ROLAND GP-16でスプリングリバーブ(デジタル)をかけてます。

■FUZZ OFF


■FUZZ ON

■FUZZ ON(ギターボーリューム絞り)


ピッキングや、ギターボリュームへの追従性も良いですし、
なにより、ビンテージ感がたまらんです。
FUZZ ONの音源で、ちとオーバーロードしてしまったのはご愛嬌。(爆)スイマセン

音の方が気に入って、これから同種のファズを作ろうという方は、
以下のJAKEさんの製作記事を参考にしてみて下さい。
(回路図なども公開してくれてます。)

【ブログ『Something』FUZZ製作記事】
・69 Fuzzを作ろう
・69FUZZ  ラグ板バージョン 
・69FUZZ  ラグ板バージョン その2
・FUZZ と線材・・
・FUZZ のリフォーム

といったところで、ゲルマニウムファズといえば、
ヘンドリクスということで、ちょっとジミヘンごっこ。(笑)


う〜ん、ビンテージトーンではあるんですが、
こりゃ、60'ではなく70'の音ですね。(爆)


そういや、クラプトンもCREAM時代にはFUZZ FACEを使用してたとか。
というわけで、今度はクラプトンごっこ・・・。


こっちは、良い感じになったように思います。
この音は・・・よだれでそうです。(爆)

(※写真は楽天ショップへのリンクです。)


アンプの音だけじゃ、
こういうブチブチ弾けるようなラフな歪ってのは難しいですし、
やっぱFUZZって手元に一つは持っておきたい所だなと今回痛感しました。


さて、次回も引き続きJAKEさんとのコラボ企画、
RCブースターの記事です。

タグ:fuzz

Twitterにて

2011年01月15日

年末から予告していたハンドメイドエフェクターの記事ですが、
一応、記事自体は上がってるんですが、
本業の方の都合で時間が取れず、
音源の製作が途中なもんで、ちょっと余談記事です。

最近、Twitterにて、Fenderさんからフォローしてくれてました。

まぁ、基本的にフォローしてくれてる人にはフォローを返してるみたいなので、
私だけ特別というわけではないんですが、
それでも、贔屓にしてるブランドから反応があるってのは、
ちょっと嬉しかったりもします。

実際のところ、フォロアー全部のツィートは読めないでしょうけど、
ユーザーの意見を吸い上げようと努めるメーカーの姿勢は、
素敵だなと思います。

このブログも、Twitterと連携させてますんで、
悪口を書こうものなら筒抜けになっちゃうわけです。

もちろん、それでもブログのスタンスを変えるつもりはないんで、
気になる事があれば、遠慮なく書かせてもらうつもりではありますが・・・。(笑)


ところで、フェンダー姉さんってどんな人なんでしょ。
全く素性がわからないので、もの凄く気になってます。(爆)

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RMEの新製品『Babyface』のスペックについて

2011年01月09日

先日、例のオーディオインターフェイスFIREFACE UCの方を、
ポチッとやっちゃったんですが、買ってしまったこのタイミングで、
今回買ったものと同メーカーの新製品の情報を見つけちゃって、
なんじゃこりゃと、微妙に複雑な気分です。

その新製品が、今月中旬に発売されるRMEのBabyfaceなんですが、
位置付けとしては、APOGEEのduetの対抗馬といったところでしょうか。

RME Babyface

■輸入元オフィシャルサイト
Babyface - Synthax Japan Inc. [シンタックスジャパン]


RMEはなかなか、美味しいタイミングを狙ってきますね。
APOGEEのduetはMAC用なので、
Windowsユーザーは指を咥えてみてるしかなかったんですが、
そこに、Babyfaceの投下。

Babyfaceは標準だと入力×2/出力×4と、
アウトボードとループさせたりするにはチャンネル数が少ないです。
なので、チャンネル数を増やすには、
別途、ADATのAD/DAを追加で導入する必要があります。

それを考えると、私の使い方の場合は、
以前から決めていたFireface UCの方が、
リーズナブルに収まりそうなので、
もう少し待てばよかったとならずに良かったのです。

今回発表されたBabyfaceに関しては、
ピュアオーディオの世界だと、出力は2チャンネルで十分なわけで、
Firefaceだとオーバースペックとなりますので、
オーディオ系のユーザーには重宝される気がします。


APOGEE duetと比較しても、ADATの端子が付いていたりして、
拡張性の部分ではBabyfaceに軍配があがる気がしますし、
接続がIEEE1394(Fire Wire)ではなくUSBというのも、
差別化のポイントでしょうか。 あとは音質次第ですかね。

実際、まだ発売されてませんので、
音質についてはよく解りませんが、
基本的には、Firefaceからチャンネルを切り取った感じかなぁ・・・
と予想してますが、いかがなもんでしょうか。

とりあえず、今後の評判が楽しみです。


さらに細かい内容については、
All Aboutでおなじみの、
藤本健さんのこちらの記事に詳しく書いてましたので、
参考にリンクを張っておきます。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/20101227_417666.html



私のRME Fireface UCは、
月末か、来月頭ぐらいに届きそうなので、
こちらは、到着後いじり倒してレビュー記事を書く予定です。

【関連記事】
・RME FIREFACE UCレビュー<1>
・RME FIREFACE UCレビュー<2>
・RME FIREFACE UCレビュー<3>


気が付けば2011年

2011年01月06日

いつも読んでくださってる皆様のおかげで、
無事、このサウンド研究室も5度目の正月を迎えることが出来ました。

私のほうはというと、年末ギリギリまで仕事漬けで、
ようやく仕事が片付いたと思えば、
去年に引き続き知人の店(キッチンHIGA花々)
カウントダウンでの演奏の準備で、それが終れば正月・・・。

そんな感じで、年末年始はなにかと慌しく、
やっと落ち着いたと思えば、また仕事です・・・。orz

ともあれ、仕事がまだ詰まってない間に、
年末に予告していたハンドメイドエフェクターのレポの準備をしてます。
まぁ、実はレポの準備と称したジミヘンごっこなんですが・・・。(爆)


そんな感じで、今年も慌しい年になりそうではありますが、
無理しない程度に、このブログの方は続けていきたいと思ってます。
『とにかく継続!』が目標でしょうか。


本年もどうぞよろしくお願いします。

posted by しま | Comment(10) | TrackBack(0) | 雑記