ダンカン ホットレイルの話

2011年07月29日

Seymour DuncanHot Railsの話です。

今のメインギターに付けてから、
5年ぐらい使ってます。

Hot Rails

ハイパワーピックアップではありますが、
私の中では、艶やかで上品な音のピックアップというイメージです。

音の粒立ちはきれいに揃えてくれますが、
ピッキングへの追従性はちょっと低い気がしてました。
そのため、搭載したときから、HM/HR用ぐらいにしか思ってなくて、
ほぼ歪系のサウンドオンリーでの使用で、
ブルースなどを弾くときはコイルタップして使ってました。

ところが先日、
アンプをクランチぐらいの歪にして、
アドリブの録音をしてたら、
コイルタップするの忘れてて、
聞いてみるとやけに良い音で録れてる。

思い込みってのはいけませんね。
なんでも、やってみるもんです。



音源は、RATMARSHALL JMP-1PALMERのセッティングです。


ストラトの"ガラスの音”とは違いますが、
こちらも、ガラスがハジける音をイメージさせるような
繊細な感じのトーンです。

ストラトの音を、もっと甘い感じにしたというところでしょうか。
この辺は、搭載したギターが、
フェンダーブランド(Heartfiledですが)という事もあるかもしれません。
こんな形をしてても、音の方向性がフェンダーだなぁ・・・と思います。

(※写真は楽天ショップへのリンクです。)

フロント用とリア用がありますので、
購入を考えてる方は気をつけてください。
上記リンクは私が搭載してるのと同じフロント用のものです。


ichiro『Circle Scale』の感想

2011年07月25日

先週から、へヴィーローテーションで聞いてます。

ichiro Circle Scale
ichiro『Circle Scale』

■試聴サイト
http://www.facebook.com/pages/ichiro/229137007109237?sk=app_178091127385

■レコーディングの様子(Marshall Blog)
http://blog.marshallamps.jp/blog/2011/07/ichirocircle-sc-d5a7.html


これ、かなり良かったです。
あまり、リスナー的なアルバムレビューって、
得意ではないので、簡素な感想しか書けませんが、
大衆性は一切無視って感じで、
期待通りのブルースアルバムです。

ただ、ブルースとは言ったものの、
音的には、ちょっとウェットよりかなという気もします。
レイヴォーンなどの大陸的でドライな感じではないので、
日中に太陽の下で聞きたくなるようなものではなく、
夜、しっとりと聞きたくなる感じといったところでしょうか。

いちギターリストの視点としては、
アドリブやらフレーズの参考になるネタの宝庫のように思います。

なにより、嬉しいのが、
ブックレットに記載されたレコーディング機材。

ichiro Circle Scale ブックレット

使用ギターやらペダル、アンプなどが書かれてます。

同じものを使ったからといって、同じ音は出せないでしょうけど、
欲しい音の方向性が同じなら、機材購入の参考にはなるように思います。

このアルバムのツアー、
行こうか行くまいか悩んでましたが、
ちょいと、福岡公演に行ってくる事にします。

ichiro チケット

給料日前で、財布の中はかなり寂しかったのですが、
残りわずかとの事だったので買ってしまいました。

楽しみです。


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チューニングの話

2011年07月22日

初心に帰るお話です。

ギターってのは、100%チューニングが合うことはない楽器だとか。
実際、ピッキングした直後と、音が伸びてる時では、
弦が振動している以上、振動幅が大きいときにはピッチが上がりますし、
フレットを強く抑えれば、当然これもピッチが上がります。

基本、アームダウンでもしない限り、
ピッチが下がるってことはないので、
今までチューニングするときは、若干下がりめ、
ピッキングのアタックが効いてるときに、
ジャストのピッチになるようにチューニングしてましたが、
ここ数ヶ月、逆に少し高めでサスティーン時のピッチでチューニングしてみてます。

これが、なんとも悪くない気がする・・・。
気持ち、音が明るくなったような。

人間の耳ってのは、ピッチの狂いに対して、
#するより♭側への狂いに敏感だとか。

そんな話を聞いたことがあります。
(どこで聞いた話か忘れたので、ソースはないです。)


実際、何が正しいんでしょうね。


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トレモロスプリングの共振

2011年07月19日


ストラトにRaw Vintage Tremolo Springsを付けて半年ほど経ち
少し気になることも出てきたので、
今回はその「気になった部分」についてです。

Raw Vintage Tremolo Springsは
スプリングの本数が増える事によるブリッジの安定と
ギター本体の重量増加によるトーンの変化以外に、
スプリングの共振から出るリバーブ的サウンドの付加ってのも、
サウンドの変化かなり関係してるようです。

半年前、導入時に記事を書いた頃
は4本掛け。
最近は5本掛けで使ってます。

Raw Vintage Tremolo Springs 5本がけ

この5本掛けの状態でのトーンは気に入ってますが、
どうもリバーブ感が強すぎるのが最近気になってきました。

クリーン〜クランチで弾いてると
このリバーブ感も心地良いのですが、
ドライブ系のサウンド出そうとすると、
歪による音の圧縮効果で共振の音が前に出てきます。
特にリアピックアップを使った場合に顕著です。

■フロント/歪(5本掛け)

■リア/歪み(5本掛け)

■リア/クリーン(5本掛け)


例えば、
・ハードロックでは使いません。
・リアピックアップは滅多に使いません。

という場合においては5本掛けで良いと思いますが、
こと同じギターでハードロックもやるといった場合は、
4本掛けぐらいで抑えておくほうが
使い勝手は良いように思います。

なので、一旦4本がけに戻しました。

Raw Vintage Tremolo Springs 4本がけ


■リア/歪み(4本掛け)


ストラトのスプリングの共振の良し悪しってのは、
『ストラトにどんなサウンドを求めるか・・・』
ってところだとは思います。

私の場合はリッチー・ブラックモアぐらいの歪み量を
越えるサウンドではストラトは使いませんし、
共振もまたストラトのサウンドを構成する要素だと思ってるので、
スプリング裏にスポンジをつめて共振を防いだりはしてませんが、
ハイゲイン系のサウンドを良く使う場合においては、
何らかの共振対策はやって置いた方が扱いやすい気がします。


※追記(2013/01)
最近見かけたサイトの情報ですが
ウィルキンソンのトレモロブリッジに
Raw Vintage Tremolo Springsの組合せだと、
共振が酷すぎて使えないと書かれ記事を見かけました。

基本的にはシンクロをターゲットに作られてるので、
シンクロだとスプリング5本掛けでも、
今回私が経験したような事にはならないようです。

同じウィルキンソンでも、折り曲げ式ブリッジである
VG300だとどうなのかちょっと気になってます。

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【関連記事】
・Raw Vintage Tremolo Springsを付けてみた

メインギターが復活しました。

2011年07月16日

先月、ネックが反って大変なことになっていたメインギター。

あれからしばらく経ったので、
そろそろ様子を見てみようとケースから出しましたら、
見事、復活です。

heartfield

久しぶりに、弾いてみましたが、
ストラトと比べると、やはり随分弾きやすい。

フラット&幅広指板、ジャンボフレット、
極薄ネック仕様ってのは、よく考えられてます。
ただ、味気なさってのはあるので、
好みやプレイスタイルによって良し悪しは分かれそうですが。

ともあれ、下手にトラスロッドをいじったりしなくて良かったです。


あとは、フレットが随分磨り減ってますんで、
何とか年内には予算の都合をつけて、
フレット交換に出したいところです。


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アドリブ用オケの配布サイト

2011年07月11日

アドリブに使うオケってのは、『弾きたい!』と思ったときにないと、
モチベーションの継続に困ったりして、
弾きたくなって、オケがないので作るか・・・となったら、
オケが出来上がった頃には
どうでも良くなってたりなんて事が結構あったりします。

今回は、私がオケ作るのが面倒なときに利用させてもらってる、
アドリブ用のバッキングトラック、いわゆるジャムトラックの配布サイトの紹介です。

紹介してるサイトは、海外のサイトになりますので、
毎度の事ですが、スパイウェア/アドウェアの類には十分気をつけてください。
ウィルス対策ソフトやAd-Waere SE等のスパイウェア対策ソフトを入れておけば、
大丈夫だとは思いますが、あくまでも自己責任でお願いします。


■Between The Licks
http://betweenthelicks.com/jam-corner/view-all

最近、登録制(?)になったようで、
最初にメールアドレスを入力するようなウィンドウが出てきますが、
無視して、クローズを押してしまって大丈夫です。
上記リンク先にあるファイルで全部なので、
ファイル数は少なめです。


■Bluesblast.com

http://www.bluesblast.com/

サイト名の通り、ブルース系のバッキングトラックはかなり多いです。
ただ、少々ファイルのまとめ方が微妙なので、
目的にあったデータを探すのはちょっと苦労します。
(内容ではなく、制作日時でファイルを別けられてるようで・・・)


■Guitar BT(LESSONS)

http://www.guitarbt.com/index.php?page=dl_list&cat=Lessons

ここは、版権モノしか置いてないと思ってたんですが、
アーティスト名のリストの中に、『Lessons』というのがあり、
そこには練習用の楽譜やらオケなどが置いてます。
あくまでも練習用なので、最初にお手本演奏が入ってますが、
ちょっと苦手なリズムやコード進行の練習には重宝します。
(※ファイル名に『JAM』と付いてるやつがオケで他は教則データです。)



あと、こちらは最近知ったばかりのサイトです。
私も、これから色々落としてみようというところなので、
まだちょっと良くわかりません。

■Free Backing Tracks Video Mp3
http://www.datamusic.org/

■TrueFire Guitar Instruction, Learning Tools & Videos

http://truefire.com/jam-tracks/

■free jam tracks

http://www.freejamtracks.com/

(※上の二つは、ブラウザ上での再生のみで、
ダウンロードさせてくれないみたいです。)


今回紹介したようなオケの配布サイトですが、
ギターリスト同士でちょっとセッションしたいときとか、
アドリブの練習やとサンプル音源を作るときには重宝してます。

サイトにアップされてるオケの質には、
良し悪しや好き嫌いもあると思いますが、
一度、こういったサイトのオケを使い始めると手軽さが癖になります。

便利です。


ちょっと、弾いてみたやつ。



ギターはストラトで、ペダル/アンプはRAT→Marshall→Palmerです。
オケはGuitar BTの『Country Jam Track - Mile High Cafe』 を使いました。


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ichiro『Circle Scale』が カッコよすぎたので・・・

2011年07月07日

7月13日発売のichiro氏のニューアルバム『Circle Scale』が、
ネットで視聴して、あまりにもカッコよかったので、
早速注文してしまいました。

・視聴サイト
http://www.facebook.com/pages/ichiro/229137007109237?sk=app_178091127385

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(※写真は楽天ショップへのリンクです。)

視聴サイトの1曲目で完全にノックダウン。
こういう、スリリングな感じってかなり好みです。
私がリッチー・ブラックモアが好きなのも同じ理由だったりします。

届いて、少し聞き込んだら、
また、レビューでもアップするかもしれません。


最近は仕事が忙しかったので、
なかなか記事にするネタがありませんでしたが、
ぼちぼち復活予定です。



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