サスティーン キングを目指して

2013年04月28日

ちょくちょくいじってた、Ibanez RBM1Sですが、
ようやく、ここに来ていじる方向性が固まってきました。

img 130428 RBM1S

単純に好みになるようにいじると、
現在メインギターにしてるHeartfieldと変わらないので、
ちょっと特徴的ないじりかたをしようと思ってます。

コンセプトは『サスティーン キング』

このギター、元からピックアップがEMGなので、
結構なサスティーンがあったりしますが、
悪い所をなくすではなく、良い所をさらに伸ばすという考え方。

流石にサンタナほどのロングサスティーンは、
ブリッジがフローティングである以上無理だと思いますが、
(ここは変える気がない。)
その上で出来る限りサスティーンを稼ぐような方向性で今は考えてます。

サスティーン強化のポイントとしては、
ヘッド重量、ネックジョイント、ブリッジ重量、
サドル材質、ナット材質等々ありますが、
ナットやジョイントなどはこのギターは変えようがないので、
やれる部分でやってみようかと。

また、やりすぎると鳴りについては不安があるので、
その辺を検証しつつ進めていければと。

予算の都合も考えると、
おそらく長期スパンになるかとは思います。

とりあえず、その第一弾としては、
先日購入したタングステン製のサスティーンブロック。

img 130428 タングステンブロック

どう変わるか楽しみですが、
まだ、弦を張り替えて日が浅いんで、
試すのはちょっと先の話になると思います。
換装が終わったら、またレビューいたします。


タグ:RBM1S

サスティーンブロックの交換(鉄→ブラス)

2013年04月20日

先日個人輸入で購入した、
フロイドローズ PRO用の純正サスティーンブロック(トレモロブロック)です。

img 130418  Floyd Rose PRO サスティーンブロック

フロイドローズ オリジナルとネジ穴以外は同じなので、
最初からベースプレートの穴の位置を共通にしておけば、
同じパーツが使えてコストダウンできたのにと思うのですが、
なぜこういった仕様にしたのかは不明。

以前、手持ちのフロイドローズ PRO 2台を分解した際に、
同じフロイドローズ PROでありながら、
サスティーンブロックの互換性がなかったので、
届いたサスティーンブロックが上手く取り付けれるか不安でしたが、
どちらかには適合するだろうと半分賭けで発注しました。

結果は、メインギターとして使ってる、
Heartfieldに取り付けてる方のフロイドローズ PROに適合。

img 130418  Floyd Rose PRO サスティーンブロック

右が今回購入したブラスのブロックで、
左が今まで使用してた鉄ブロックです。

現状で、フロイドローズ社がブラス性の
サスティーンブロックを採用してるとは聞いてたものの、
商品情報にがブラス製とは明記されてなかったので、
今使ってるのと同じ鉄ブロックが届いたらどうしようかと、
こちらも内心不安でしたがとりあえず問題なし。

img 130418  Floyd Rose PRO サスティーンブロック

コーティングされてる為、
外観はあまり変わりませんが、
掘り出したネジ穴の色で材質が解ります。
ブラス製のほうはゴールドです。

img 130418  Floyd Rose PRO サスティーンブロック

無事に取り付け完了と思いきや、
前後逆に付けてしまってます。

フロイドローズのロゴがブリッジ後ろ側に向くのが正解のようで、
このままギターに取り付けると、
トレモロスプリングが上手くハマりません。

img 130418  Floyd Rose PRO サスティーンブロック

この後、面倒なオクターブピッチの調整と、
ブリッジの重量が変化したので、
スプリングハンガーの調整も必要でしたが何とか終了。

行きつけの楽器店が閉店する前は、
メンテの時に一緒にやってもらってたのですが、
自分でやるとその苦労が身に染みる。

img 130418  Floyd Rose PRO サスティーンブロック

そして完成。

今回は、前回分解したままの状態からの換装だったので、
比較音源は録れてませんので、私の主観で語ります。

感じとしては、サスティーン/倍音共に増え、
低音に締りが出る感じです。
ミッドは少し抑え目で、
ドンシャリ気味のモダンな音の傾向。
少し音に暴れが出てまとまり感は減少しました。

何故、フロイドローズ社がブロックの材質を、
鉄からブラスに変更したのかが解る気がします。
HM/HR向けには良い変化だと思います。

ブラスは鉄よりも重くて軟いので、
サスティーンブロック交換の傾向としては、
こういったまとめで良いとは思います。

【重量】
重:サスティーン
軽:鳴り重視

【硬度】
軟:倍音重視
硬:音のまとまり重視


ただ、素材の振動伝達率も影響してくるでしょうし、
ギターの木材によっても変わりそうな気がするので、
正直なところ、断言するには若干自信がありません。
詳しい方がおりましたら教えていただけると嬉しいです。

最後に、現状のサウンドサンプル。



このギターを購入してから約20年。(2013年現在)
今までも随分いじってきましたが、
ようやくここまでたどり着いたといった感じです。

今のところ、このギターのサウンドに
不満はないというところまでやっときました。
5年後には、あれが違う、これが違うと言ってるかもしれませんが。


Floyd Rose用のパーツを購入

2013年04月15日

以前、購入を悩んでいたパーツを、
結局、海外サイトで発注し、
遥々海を渡って無事に到着。

img 130416 フロイドローズパーツ

発注したのは、以前の記事に書いてたここ。

http://www.musiciansarsenal.com/


ブリッジ/ブリッジパーツ専門店みたいな感じで、
特にフロイドローズ系の品揃えがかなり良く、
今回購入したものもそうですが、
日本では売られてないパーツなんかも置いてます。

今回は発注から一週間弱で到着という、
なかなか素早い対応でした。

もし購入する場合は、
送料が3,000円ほどかかるので、
まとめて買わないと結構痛いというのと、
日本円で16,600円を超えると関税徴収の対象になるので、
そこら辺を計算して購入するのが良いかと。

国内のショップで買った方が安い場合もありますので、
国内ショップと価格を比較しながら検討した方が良さそうです。

また、毎回このショップが、
こんなにスピーディーな対応をしてくれてるかどうかは、
私も一度発注しただけなのでわかりませんので、
自己責任でお願いします。


今回入手したもの
・Floyd Rose PRO サスティーンブロック(ブラス製)
・Floyd Rose サスティーンブロック(タングステン製)
・Floyd Rose アームバー


以上三点。

最近、トレモロブリッジの話ばかり連続して書いてますが、
現在、今回購入したブラスブロックを試してますので、
もう1回、トレモロブリッジの話が続きます。



Ibanez EDGEからFloyd Roseへの換装 (3)

2013年04月12日


フロイドローズとIbanez EDGEの互換性の検証最終回。
今回は換装後の音質の比較レポートです。

今回、手間はかかりますが弦を張り替えずに比較します。
この手の音質比較というのはパーツ交換に伴って弦を外す為、
新しい弦になったことによる音の変化なのか、
パーツに変更よる変化なのか解り難い部分もあると思うのです。

録音手順は以下の流れです。

まずEDGEでサンプル音源を録音した後、
弦を緩めた状態でネックにカポをはめ込んで
ボディにセットされたブリッジを外します。

img 130412 Floyd Rose/Ibanez EDGE

そしてブリッジ側の弦のロックを外した後、
インサートブロックに挟まれ折曲がってしまってる部分をカット。

img 130412 Floyd Rose/Ibanez EDGE

次にフロイドローズに先ほど外した弦を付け
ロックした後ブリッジをはめ込み、
後は弦高/ピッチ/トレモロスプリングを調整後に
サンプル音源を録音しました。

これで、純粋にブリッジの音が
比較できるのではないかと思います。

そしてテスト結果です。



前半2フレーズがIbanez EDGE、
後半2フレーズがフロイドローズです。

換装後はハイがしっかり出てドライなニュアンスの音となり、
ロー側もしまりが出て音の輪郭がクッキリした印象。

ローミッド辺りが弱まったのか、
EDGEのしっとりした感じがなくなりました。
サスティーンも気持ち減少した気がしてます。

同じアンプ/セッティングで録音しましたが歪加減が少し減ってますが
もしかすると換装後に弦高を上げたことが原因なのかなと考えてます。

総括すると鳴りはフロイドローズ、サスティーンはEDGE、
後は音の好みでといったところか。

この音質の違いはブリッジの重量の違いからだと思いますが、
手元に秤がないので正確には測ってはいませんが、
Ibanez EDGEの方がベースプレートに厚みがあるので、
多少重いんじゃないかと思います。

またブリッジの材質でも音質が変わってくると思いますが、
今回の検証で使った2者は両者とも材質は鉄で、
ベースプレートは鍛造のブリッジですので、
今回は材質での変化はさほどないのではと推測してます。

過去にフロイドローズは鍛造ではなく一枚板の折り曲げで
ベースプレートを製造してた時期もあったようなので、
その頃のフロイドローズとの換装だと、
音の違いがさらに顕著に出てた気がしてます。

img 130412 Floyd Rose/Ibanez EDGE

以上にて、
Ibanez EDGEからフロイドローズへの換装レポは終了。

今回の改造でIbanez RBM1Sの音は好みに近づいたので、
このままFloyd Roseで使っていくつもりです。
見た目についても、後はペグのみでゴールドパーツ化完了。
良い感じでカッコ良くなってきました。


【関連記事】
Ibanez EDGEからFloyd Roseへの換装 (1)
Ibanez EDGEからFloyd Roseへの換装 (2)


Ibanez EDGEからFloyd Roseへの換装 (2)

2013年04月09日

前回に引き続き、Floyd Rose ORIGINALと
Ibanez EDGEの互換性の検証記事です。

前回はギター側の互換性をメインに書いてきましたが、
今回はパーツの違いなどブリッジの互換性見ていきます。

【ネックのアールへの対応/弦間ピッチ】

ブリッジサドルの弦間ピッチはほぼ同じでした。

アールについてはフロイドローズは
ブリッジサドルの高さでアールをつけてるのに対し、
EDGEはベースプレートにアールが付いてます。

以前フロイドローズプロを分解した時を思い出します。

img 130406 Floyd Rose/Ibanez EDGE
(左:Floyd Rose/右:Ibanez EDGE)

どこからの情報か忘れましたが、
フロイドローズはFenderのストラトに
アールを合わせてるという話を聞いたことがあります。

IbanezのEDGE搭載ギターの多くは、
ストラトと比べるとネック側のアールが少ないので、
ブリッジ側のアールもそれほど必要ないと考え、
フロイドローズのアール調整用のシム(鉄板)を外してみました。
(※2〜5弦のブリッジサドル下に敷かれてます。)

img 130406 Floyd Rose/Ibanez EDGE

しかし、これでIbanezのネックのアールに対して、
ちょうど良いぐらいのアールになったと思ったものの
セッティングしてて1弦の弦高に違和感があったので、
結局元に戻すことに。

余計なパーツは少ない方が
チューニングが安定しそうな気がするのと、
振動ロスも少なくなる気がするのもあって、
あまり戻したくはなかったというのが本音です。

あくまでも今回はという感じなので、
実際はフレットの磨り減り具合などで
シムの必要/不用は変わってくると思います。


【ストリングロックスクリュー/インサートブロック】
EDGEとFloyd Roseのパーツで、
一見、相互利用できそうな形状の、
ストリングロックスクリューとインサートブロックです。

img 130406 Floyd Rose/Ibanez EDGE

左がフロイドローズのもので、
右がEDGEのものです。

■インサートブロック

EDGEの方が一回り大きいです。
フロイドローズにEDGE用のブロックは入りませんが、
EDGEにフロイドローズ用のブロックを使用する場合は、
逆は多少ぐらつきはありますが、
無理に使えば一応使用はできそう。

インサートブロックはチタン製やステンレス製など、
フロイドローズ用の社外パーツも出てますので、
それらもEDGEに使えるとは思いますが、
このサイズの違いがある以上、精度的には不安が残ります。

■ストリングロックスクリュー
EDGEの方が少しだけ長いです。
長さ以外は完全に同じ規格のものでした。

前回の記事でEDGEからフロイドローズへの換装後は
後部ザグリに隙間ができそうだと書きましたが、
フロイドローズにEDGEのスクリューを付けると、
後部が長くなるので多少隙間を埋めれます。

反対にEDGEにフロイドローズの
スクリューを付けるのも出来なくはありませんが、
ベースプレートのサイズが干渉して、
ピッチ調整の際にブリッジサドルの可動域が狭くなります。


【その他】

ブリッジとは関係ありませんが、
ナットキャップとテンションバーのネジ位置も互換性があります。

今回記事にした以外のパーツについては、
あからさまに形が違うので検証まではしてませんが、
もしかすると、他にも互換性があるパーツもあるかもしれません。


次回はフロイドローズへの換装前と換装後の音の違いをテストします。
Floyd Rose ORIGINALとIbanez EDGEの互換性検証記事最終回です。


【関連記事】
Ibanez EDGEからFloyd Roseへの換装 (1)
Ibanez EDGEからFloyd Roseへの換装 (3)

Ibanez EDGEからFloyd Roseへの換装 (1)

2013年04月06日

Ibanez RBM1Sのブリッジを、
EDGEからFloyd Roseへ換装するため、
Floyd Rose ORIGINALを入手したので、
EDGEとFloyd Roseの互換性について検証しました。

img 130406 Floyd Rose/Ibanez EDGE
(左:Floyd Rose/右:Ibanez EDGE)

EDGEはフロイドローズのライセンスブリッジとはいえ、
あくまでもそれは構造上の事で基本的には別物。

ネット上ではポン付けできますという情報や
逆に規格が違うので取り付けれないという情報を見かけ、
どっちが本当なのか良くわからなかったので、
いっその事、自分で試してしまおうという魂胆。

上手く換装できなければ今回購入したフロイドローズは、
眺めるだけの鉄の塊になるところでしたが、
先に結果を記すとスタッド位置もザグリも問題なしでした。

検証の詳細については
少し長くなるので3回に別けて記事にいたします。
1回目の今回はギター側の互換性についてです。


【ザグリ(表部分)】

基本的にEDGEの方がFloyd Roseよりも
ベースプレートが少し大きいです。
なので換装した場合ザグリに少しだけ隙間が出来ます。

img 130406 Floyd Rose/Ibanez EDGE

今回はボディ下部がカットされた変形モデルである、
RBM1Sで換装テストしてるので、
後方のストリングロックスクリュー部分のサイズは、
気にしなくても良い状態になってますが、
こちらも少しEDGEの方がFloyd Roseよりも長かったので、
Ibanez RGなど一般的な形状のギターにインストールする場合は、
ザグリ後方にも少しだけ隙間が出来きそうです。

気にしなければ気にならない程度の隙間ですが、
どうしても気になる方は
止めておいた方が得策かもしれません。

こういったサイズの微妙な違いから
反対にFloyd RoseをEDGEに換装する場合においては
ザグリを広げる必要が出てきます。
(※EDGEは単品販売されていないので、
こういった改造をする人はいない気もしますが。)


【サスティーンブロック(Toremolo Block)部分のザグリ】

Floyd Roseは32mm/37mm/42mmのサイズがラインナップされてます。
Ibanez EDGEの場合、他のギター(Ibanez 540R)でも確認したところ、
ブロックにHSの表記のものが32mm、Sの表記は37mmでした。
(稀に35mmという特殊サイズもあるようです。)

img 130406 Floyd Rose/Ibanez EDGE
(左:Floyd Rose<32mm>/右:Ibanez EDGE)

EDGEの42mmは持ってないので確認できませんでした。
あるのかどうかも不明です。

img 130406 Floyd Rose/Ibanez EDGE

支点からサスティーンブロックまでの長さは、
こちらもEDGEもFloyd Roseもほぼ同じ。

これが違うとサスティーンブロックにボディが干渉し、
アームの稼動域が変わってしまいますが、
換装前とほぼ同等の可動域で使えます。


【スタッド位置】

最初に書いたようにスタッドの幅は同じです。

スタッドの高さについては、
EDGEの方がベースプレートにかなり厚みがあります。
その為ナイフエッジの高さが若干違いますので、
Floyd Roseに換装後は少しスタッドを高めに調整する必要はあります。

ベースプレートの厚みの差は2倍ぐらいありますが、
実質1〜2mm程度の調整でいけました。

img 130406 Floyd Rose/Ibanez EDGE


スタッドを高めにした分、
埋まり具合が少し浅り強度的な心配はありますが、
特にガタつく事もなかったので、
気にしなければ問題はなさそうに思います。


今回は、Floyd Rose ORIGINALで検証してますが、
Floyd Rose ORIGINALと同サイズのFloyd Rose SPECIALや、
ライセンス物でフロイドローズ互換を謳う
グラフテックのString Saver LB63 Bridge等も、
Edgeからそのまま換装できそうです。


次回に続きます。


※検証結果は、あくまでも私の環境においての結果です。
基本的には、同規格のギターには適合するとは思いますが、
Ibanez EDGEとフロイドローズの互換性を保証するものではありません。
同様の改造をする際は自己責任でお願いします。


【関連記事】
Ibanez EDGEからFloyd Roseへの換装 (2)
Ibanez EDGEからFloyd Roseへの換装 (3)


KORG Pitchblack Poly/DC OUT 性能検証

2013年04月02日

KORGのチューナー『Pitchblack Poly』に付いてる、
DC出力端子の性能をテストしてみました。

img 130402 Pitchblack ノイズフィルター検証

こちらは、メーカーの広告文。

>ペダル・エフェクト・サイズのpitchblack Polyは、
>エフェクト・ボード・システムに組み入れての使用にも便利。
>オプションのACアダプター使用時に他のエフェクト・ペダルなどに
>電源を供給でき るDC OUT端子を装備。

>DC OUT専用に電源回路を持っているため、
>エフェクト・ペダル専用のパワー・サプライと同じクオリティの
>ノイズのない安定化された 9V、200mAの電源を
> 供給することができます。

電源が安定化されてノイズが減るといったところでしょうか。

今回のテストでは、
トラブルがあったアダプターとエフェクターを使用した方が、
より性能が解りやすいのではないかと思い、
以前、EPブースターで使用した際に妙なノイズを発信してた、
BOSSのPSA-100(初代)を用いてテストします。

img 130402 Pitchblack ノイズフィルター検証

行うテスト内容は単純で、
まず、DC INの端子にPSA-100を繋ぎます。

後はDC OUTから分岐タイプのDCケーブルを用いて
エフェクトペダルに電源供給した場合と、
PSA-100から分岐タイプのDCケーブルを使って
エフェクトペダルに電源供給した場合
を比較します。

あと、結果が解りやすいように、
接続はEPからにもう一つ歪み系を通し、
ゲインを上げてノイズの量を増やしてからアンプに繋ぎました。

下の画像は、そのホワイトのイズを録音したものです。

img 130402 Pitchblack ノイズフィルター検証

画像はホワイトのイズを録音後にノーマライズしてます。
(普通は、こんなにノイズはありません。)

前半がPitchblackを通して電源供給を行ったもので、
後半がPSA-100からの電源供給を行ったものです。

あからさまに違いが出ました。

今回は、あえてノイズが出るエフェクターと
アダプターの組合せでテストしましたが、
しっかりと安定化されたアダプターを使用した場合は、
ここまでの違いは出ない気はします。

こちらは実際の音です。



単純にホワイトノイズをノーマライズしたものですので、
音量には気をつけてください。

コンセントからの電源供給である以上、
どうしてもノイズは避けられないので、
電池程のローノイズというわけにはいかないとは思いますが、
なかなか良い感じです。

ただ、電力の供給量が200mAまでなので、
ディレイなど電力量が多く必要なペダルを使用したり、
あまり沢山のペダルを繋ぐのは難しいかと思います。
そういった場合においては、
素直にパワーサプライを買った方が良さそうです。
(※写真は同商品を扱う楽天ショップへのリンクです。)


≪追記(2013/04/12)≫

コメント欄にてTDさんより情報をいただきました。
ネットの情報で確証があるわけではないのですが、
KORGの純正アダプターKA181は非安定化電源らしく、
場合によっては、電力不足になるかもしれないとの事。

今のところ私の方はBOSSのPSAで使用してて問題はでておりませんが、
気にされる方は、純正アダプターを使用した方が良いかもしれません。



【関連記事】
・KORG pitchblack Poly
・続・KORG pitchblack Poly