JOYSOUND ギタナビ

2013年06月16日

iOS版のJOYSOUNDのギタナビをダウンロードしてみました。
いわゆるギターカラオケソフトです。

img 130616 ギタナビ

・ギタナビ(iTunes)
https://itunes.apple.com/jp/app/gitasukoa-jian-fang-tigitanabijoysound/id429373804?mt=8

少し前に、JOYSOUNDを導入してるカラオケ屋に、
楽器を持っていこうみたいな話が話題になってましたが、
私の憶測ではありますが、
実質、演奏データは同じもののような気がします。

img 130616 ギタナビ

アーティスト名で検索すると、
こんな感じで表示されます。

演奏にはコード表示モードと、
TAB譜表示モードがあり、それぞれできる事が違います。

【TAB表示モード】
TAB譜がリアルタイム追従で表示されます。
ギター/ベースのパートごとのミュートができます。

img 130616 ギタナビ

img 130616 ギタカラ


【コード表示モード】
キーの変更が出来ます。
コードと合わせて歌詞が表示されます。

img 130616 ギタカラ

img 130616 ギタナビ


どちらのモードでも同じ事が出来るようにすればいいのに、
何故、このような仕組みにしてるのかは不明。

おかげで結構不便です。

例えばアースシェイカーのMOREは、
カラオケのデータの流用だからなのか、
1音下げチューニング設定で登録されており、
これをレギュラーチューニングで練習しようにも、
TAB譜表示モードではキーが変えれず
使い勝手が非常に悪い。
(※キーが変えれるのはコード表示モードのみ)

img 130616 ギタナビ

そんな中途半端な仕様もあり、
練習用ソフトというよりは、
オケの配信ソフトと割り切った方が良いです。

今回録ってみた、サンプル音源です。



サウンドはiOS上でソフトウェアシンセを使ってるようですが、
現行の一般的なカラオケ程度の音質です。
その為、本格的なサウンドを求めるなら、
作った方が良いということになりかねないので
簡易オケと思ってもらった方が良いのかもしれません。
(特にドラム音源の弱さは気になりました。)

洋楽だとGiter PROのデータなら、
海外サイトで無料で配布してる事が多いのですが、
邦楽に関してはほぼ皆無ですので、
有料とはいえ、邦楽のオケが入手できるのは少し嬉しい。
(HM/HR系は案の定少ない。)

料金はアプリの料金は無料で、
月額で課金されていく方式です。
現時点では\350/月でした。(2013/06現在)

ずっと料金を払っていくのもどうかと思うので、
欲しいオケはiPhone/iPad/iPod Touchのオーディオアウトから、
PCのオーディオインターフェイスに繋いで録音し、
さっさとWAV化してた方が良い気はします。

永続的に使う気がない場合は、
課金後直ぐに支払い設定を変更しておく事をおすすめします。
そのままだと、毎月引き落とされてしまいますので。


利用価値はあるアプリだけれども、
若干、中途半端な感じは否めません。

もう少し頑張ってくれたら、
かなり良いアプリになりそうなので、
その辺は今後改善してくれると良いなといったところ。


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Lightning端子対応ギター入力デバイスの2機種

2013年06月05日

IK MultimediaとLine6の、
大手2社がLightning対応のiOS端末向けギター入力デバイスを、
立て続けに出すようです。

IKの方は以前からアナウンスされてたので知っていたのですが、
Line6の方については結構急なリリースだったのか、
それとも私が知らなかっただけなのか、つい先日知りました。

現状、私はMobile in+Lightning変換コネクタで使ってますが、
これが見た目がスタイリッシュではないのと、
今回、待望のIKからのデジタル入力デバイスだったので、
iRig HDに買い換えるつもりでいたのですが、
このタイミングでLine6も出すとなると、
どちらを買うか迷うところ。



img 130605 Lightning 対応入力デバイス
■IK Multimedia iRig HD (2013/06 発売予定)
http://www.ikmultimedia.com/products/irighd/
(※リンク先はメーカーオフィシャルサイト)



img 130605 Lightning 対応入力デバイス
■Line6 Sonic Port (2013/07 発売予定)
http://jp.line6.com/sonicport/
(※リンク先はメーカーオフィシャルサイト)



価格はどちらも1万円を少し上回るぐらいで、
同価格帯の価格設定の予定らしいですが、
ギター入力に特化したiRig HDに対して、
Sonic PortはLINE INやギター信号のLINE OUT、
そしてヘッドホン出力が付いてたりと、
明らかに多機能です。

中でも、LINE OUTについては、
今までこの手のデバイスに、
何故付いてなかったかが不思議なぐらいで、
ライブ等で使用する際にPAに送る時には重宝しそう。

またSonic Portの前機種Mobile inの欠点であった、
使用端末によってはヘッドホン端子に干渉することや、
シールドの自由度の問題を、完全に克服してきてます。

音質面での差別化については、
カタログスペックだけでみると、
どちらも24bit/48khz対応なので同等。
(実際はレンジの違いなどもあるとは思いますが)

この状況で、iRig HDを選ぶメリットはコンパクトであることと、
IKからいくつか非売品のアンプやエフェクトのモデリングが入手できる事。
Sonic Portは機能が多いのはメリットですが、
逆にバッテリーの消費は多そうな気がします。

ここで、推測だけで語っても仕方ないので、
あとは市場に出回ってからの評価待ちといったところか。

可能であれば両方買ってサウンドレポをしたいところですが、
私もそこまで余裕のある生活を送ってるわけではないのと、
既にMobile in+Lightning変換コネクタを所持しており、
あわてて買う必要性もなかったりするので、
しばらく様子を見てどちらかを選ぶつもりです。


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