Amplitube3 Modern tube lead

2013年10月11日

ちょっと間が空いてしまいましたが、
前記事で少し触れてたAmplitube 3のModern tube lead、
所謂『Mesa/Boogie Dual Rectifier』のモデリングデータのレビューです。

本当は無料配信中に記事にしたかったのですが、
なかなか手が開けれず今になってようやくまとめ。

使ってみた感想ですが、
『レクチってこんな音だったっけ?』というような、
モッサリしたサウンドで、あまりザクザクこないです。
歪みも若干控えめ。

img 131011-01

(※セッティングは画像参照)


そのモッサリ感ですが、
色々と試した結果、ブースターを間に入れると、
モッサリ感が取れてまさしくレクチなサウンドになります。

img 131011-02



こちらは結構音がブライトなので、
ブースターなしの音源よりもBASSを上げてPresenceを下げてます。
GAINも少し控えめ。

今回、試したブースターはBOSS SD-1ですが、
電源OFFで繋ぐだけで随分とモッサリした感じは取れましたので、
ブースターでなくとも、 間にバッファアンプをかますと、
良い感じになりそうです。

img 131011-03

まとめとしては、
ブースターありきで考えるなら、
スラッシュでもハードコアでもかかってこい!という、
ご機嫌なサウンドで鳴ってくれますので、
使えないモデリングとまではいわないものの、
期間限定とはいえ、無料で配信したあたり、
もしかすると、逆にその辺が理由で、
あまり評判が良くなかったのかもしれません。

Amplitubeの場合、他のモデリングが優秀なだけに、
これはちょっと惜しい気がします。


YoutubeにEleven RackとAmplitubeのDual Rectifierモデリングを、
比較した映像を見つけたのでちょっとお借りしてきました。



実機の音と実際に比較したわけではないので、
実音ではなく、あくまでもイメージだけで判断すると、
Eleven Rackの方が実機のイメージに近い気がします。
この映像でもやっぱりAmplitubeの方は
どこかモッサリしたイメージのサウンドです。



記事を投下してない間に、
モデリングデータをあといくつか購入した事もあり、
もうしばらくamplitubeの記事が続きます。