エレアコのヘッドを軽量化します。
理由としては三つ。
・ヘッド落ちの緩和
・鳴りの改善
・音質の調整
また軽量化の効果については、
こちらのサイトが解りやすかったのでリンクを貼っておきます。
↓
■ヘッドの役割/ペグの種類と交換について(エレキギター博士)
https://guitar-hakase.com/10183/
(※リンク先3項目目の「ヘッドとサウンドの関係は?」あたり)
軽量化するといっても
流石にヘッドを削るわけにはいかないので、
ペグを軽量のものに交換しようかと悩んでおりましたが、
とりあえず様子見としてペグボタンを変更することに。
これなら、失敗しても後戻り出来ますし、
これで音の方向性が見えてもっと軽量化したくなれば、
更に軽くなるようペグ交換にも踏み切れます。
今回軽量化するギターは
YAMAHA CPX-7です。
(最近アコギばかり使ってるので、
毎回記事に登場するのがの同じギターばかりで申し訳ない。)
CPXはハウリング対策で鳴りは殺す方向性で
作られてるなという印象でしたが、
今後も爆音で演奏する予定等はないし、
もう少し鳴るようにしてあげても良い気がしました。
自分の演奏環境に合わせてカスタマイズするイメージです。
期待通りであればサスティーンについては若干減るものの
倍音/鳴りがアップしてくれるんじゃないかという狙い。
ここに至るまでの
諸トラブルも乗り越え、
最終的に準備できたのは木製(エボニー)のペグボタン。
元のペグボタンが78.67g、
準備したペグボタンは13.3g。
重量差は65.37gでした。
元のペグボタン
木製(エボニー)のペグボタン
ヘッドの重量化パーツである
ファットフィンガーが100gなので、
それなりに効果が出そうな重量差です。
そして交換。
サンプル音源はラインの音では差が出にくいんじゃないかと判断し、
コンデンサマイクを立てて生音を録音してます。
■ヘッド軽量化前
再生できない場合、ダウンロードは🎵
こちら
■ヘッド軽量化後
再生できない場合、ダウンロードは🎵
こちら
微妙な差ではありますがローとハイの出方が変わりました。
私的には狙ってた変化通りで
結構気に入ってますがいかがでしょうか。
ペグボタンはドレスアップパーツを謳って売られてる事が多いですが、
重量差を利用して音作りに利用できますし、
逆に今の状態の音が気に入ってるギターの
ペグボタンを交換するのであれば、
元のパーツと交換パーツの重量を合わせて交換しないと
音が変わるので注意が必要だと思います。
もちろん見た目も、
いかにも「いじってるぜ!」って感じになります。
ヘッド落ちも緩和されて良い感じです。