エレキで使うストラップは
ディマジオのクリップロックをずっと愛用してます。
取付方法がエンドピンを外してねじ止めという事意外は
一般的なナイロンストラップと同じなので
それらと同様に肩への負担はありますが、
取り外しが楽なのと演奏中に外れる事がないのが良いです。
半年ほど前に以前から使用してたクリップロックのひとつが
経年で変色して汚れた感じになったので再購入しました。
柄がかっこ良かったのでスティーヴ・ヴァイの
コラボレーションモデルにしました。
価格は通常の単色モデルよりも少し高いです。
模様の印刷は特色のゴールドで染めて着色。
シルク版印刷と違い色が剥げる心配はありませんが、
光沢感は控えめになるので、
光の当たり具合では黄土色っぽいです。
しかし安っぽい感じはあまりありませんでした。
サイズが通常モデルとショートモデルと2種あり、
170cm前後の体形なら、
よほど低く構えない限りショートの方が良いので、
普段クリップロックを買うときはショートを買ってますが、
今回購入したのは通常モデルです。
(※品番の後ろにSが付いてるのがショートモデルです。)
購入時にまだショートが発売されてなかったのか、
それとも私が見つけきれなかっただけなのか。
(購入前にショートがあれば欲しいと検索した記憶はあります。)
おかげでギターを自分が弾きやすい高さにすると、
ヘッドを持ち上げた際に留め具がちょうど首の位置にきて
中々邪魔という結果になってしまってます。
じっとして弾けば当たる事もありませんが、
ステージアクションは大事だと思ってるので。
その部分が残念な事になってますが
商品が悪いわけではないですし、
物としては非常に気に入ってます。
今後ショートに買い替えるか我慢して使うかは悩み中。
イングヴェイ・マルムスティーンもこの状態で
クリップロックを使ってるので気にしなければ良いんですが
一度気にし始めると中々気になります。
(※イングヴェイは身長はありますがギターを構える位置が高いので
私と同じように留め具が首に当たる位置になってたりします。)
耐久性はプラ部分などいつか壊れるかと思ってましたが、
30年使って壊れた経験は今のところありません。
クッション性はありませんので、
レスポールなど重いギターには向かないと思いますが、
壊れない/外れない/着脱容易なストラップを
お探しの方には結構お勧めです。
DiMarzio CLIPLOCK[STEVE VAI-UTOPIA]2022年10月27日 |
MOGAMI 3368 / BELDEN 8412 比較[エレアコ]2022年10月21日 |
エレアコで使われてる方も多い、
MOGAMI 3368とBELDEN 8412を音源にて比較します。
今までシールド選びは、
薦められたものやら評判が良いのを使ってみて、
何となく気に入ったら使うといった感じで使っており、
主観だけで客観的に判断したことが無かったので、
これでケーブル特性の細かい部分が見えれば嬉しい。

今回はMOGAMI 3368とBELDEN 8412に加え、
比較の基準としてギター用の標準ケーブルである
CANALEのGS6も加えます。
それぞれのケーブルに付けたプラグを
同一のものに合わせてるわけではないので
厳密なテストにはなりませんが、
方向性だけでも見えたらと思いテストを決行。
録音環境はシンプルにギター→DI→オーディオI/F。
エフェクト処理などは一切行わず素の音で比較します。
音源は96Khz/24bitで録ってCDクオリティに下げてます。
■CANALE GS6
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
これを基準の音とします。
■BELDEN 8412
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
GS6と比較すると若干解像度が上った気がしますが、
偶に販売サイト等で見かける「ファットな音」というのは、
正直良くわかりませんでした。
■MOGAMI 3368
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
更に解像度が上がった気がしました。
細かいタッチまで拾ってくれそうな信頼感があります。
逆に誤魔化しは効きにくそうです。
各ケーブルの波形はこうなりました。

波形データでは音圧ぐらいしかわかりませんので、
どれも似た形になってます。
(※演奏ムラはご容赦を。)
周波数グラフでみると違うとは思いますが、
時間的都合もあってそこまでの検証はやってません。
ともあれ、どれも悪いケーブルではありませんので、
ちゃんとギターの美味しい部分は捉えてる気がします。
その上で聴覚上は3368が一番解像度が高いように思いましたが、
その解像度の高さが必ずしも良い結果になるかというと、
そうでもないような気もします。
例えば弾き語りであれば、
基本的にはギターと歌だけなので、
より多くの音があった方が嬉しいですが、
バンドの中で弾く場合においては、
他の楽器と帯域がぶつかりそうな気もするので、
逆にGS6がハマる事もありそうに思います。
これが正解かどうかはわかりませんが、
個人的には弾き語りなら3368、バンド編成だとGS6、
使い分けせずに一本で完結させたいなら8412。
といった感じで使いたいという感想でした。
歪系ペダルばかり増えていく2022年10月17日 |
半年ほど前に久々にエレキでステージに立つ機会があって、
それに合わせて昨年からアンシミュやコピーモデルも含めて
いくつか歪系ペダルを買いました。

・One Control Strawberry Red Over Drive
・Effects Bakery Bagel OverDrive
・Effects Bakery New Ginger Fuzz
・MOORE BluesMood
・MOOER Micro PreAMP 009
エフェクトボードのスペースの都合でミニペダルに限定した上で
良さそうな物や気になった物で価格的にも買いやすいペダルをチョイス。
結果ちょっとメーカーが偏りました。
これらのレビューはまた時間があるときにでも
やっていければとは思ってますが、
最近なかなかテスト音源を作る時間がとれてないので、
レビュー記事アップのペースはゆっくりになるかと思います。
空間系はマルチやプラグインで完結させてるのもあって、
持ってるペダルが歪系ばかりになってきてます。
Free The Toneのソルダーレスプラグ[SL-F]2022年10月11日 |
Free The Toneのソルダーレスプラグ「SL-F」を導入しました。
エレアコ用のシールドに今はモガミの3368を使っており、
使用プラグは(※)オヤイデ電気さんの裏技を用いて
George L'sを使ってましたが、
一部L字にしたいところが出てきた際に3368にも使えそうな
L字ソルダーレスプラグを探してSL-Fに辿り着きました。
■モガミ「3368」の裏技?! GeorgeL'sプラグの意外な使い方!
http://oyaideshop.blogspot.com/2014/06/3368georgels.html
(※オヤイデ電気さんの裏技)

このFree The ToneのSL-Fですが、
専用線ではなく一般的なシールド線も
サイズさえ合えばソルダーレス化でき中々便利です。
(専用線もラインナップされてるようです)
使い方は他のソルダーレスプラグと同様、
ケーブルを刺し込んで六角レンチで締め込むだけです。

構造的にもケーブルの刺しやすさ、
作業の視認性などユーザーが使いやすいように考えられており、
「シールドなんて作ったことない」という方でも、
これなら簡単に出来るように思います。
写真のモガミ3368はケーブル径が結構ありますので外してますが、
パッケージにスペーサーが同梱されており、
ひと回り細いケーブルでも使用出来ます。
半田付けと比較すると
耐久性はどうなのかという不安もありますが、
万が一、接点不良が起きてもソルダーレスは修理も容易なので、
そういった意味では個人的にはソルダーレスの方が安心します。
どうしても耐久性が気になる方は
メンテナンス性とトレードオフにはなりますが、
熱収縮チューブで根元を固定しても良いかもしれません。
私は特に処理はせず半年ほど使用してますが、
今のところ接点不良などは出てません。
サイズがショートとスタンダードと2種類あります。
私はパッチケーブルとして使ってるのでショートの方を買いましたが、
普通にギターに刺すシールドを作る際はスタンダードの方が
ジャックの抜き差しはしやすいように思います。
(ショートもスタンダードもカバーの長さが違うだけのようです。)
何でもソルダーレスがベストとは思いませんが、
アコギには出来るだけ余計な味付けをしたくないので、
個人的にはソルダーレスが嬉しい。
GeorgeL'sと比較して音はどうなのかといわれると、
その違いを聞き分けれるほど
繊細な音作りができる耳は持ってないので、
何とも言えない部分があります。
とりあえず主観ではありますがギターからPAまでの間に
SL-Fが混じっても特に違和感はありませんでした。
アコギ用にシールドを作る際はリピートします。
GLIDER THE ROLLING CAPO2022年10月06日 |
元々がエレキギターをメインにしてたので、
カポは基本的に使わないスタンスでした。
近年、弾き語りでの音楽活動をはじめて、
既存曲を弾き語り用にアレンジする際、
イントロや間奏のメロディーを再現するのに
カポ使わないと難しいといった事が多々あり
使うようになりました。

愛用してるカポは転調ができるグライダーカポです。
背面のローラーを親指で動かして転調します。
指板のアールに合わせてパーツを変えれるカポや、
押さえるテンションを調整できるカポなど、
他にも良いカポは沢山あるので目移りいたしますし、
ピッチについてはそれらのカポの方が確実だと思います。
しかしライブでの使用が前提となると、
利便性ってのが一番かなという結論に。
多少のピッチのズレ目をつぶっても、
転調がやり放題なのは魅力です。
(といっても半音転調以外は難しいですが)
バネがむき出しなので
耐久性についてはどうかと思ってましたが、
ギターケースの中でガチャガチャさせながら運んでも
4~5年使ってて今のところ壊れる予兆なしです。
欠点と言えば挟み込みタイプと違い、
カポをヘッドに付けておいたりは出来ないので、
使わない時はポケットに仕舞うしか方法がない事。
また、ポケットから取り出すときは
パーツが引っかかりポケットがめくれます。
後者はどうでも良い事かもしませんが、
ライブ時のビジュアルとしては少しカッコ悪いです。
誰にでもお勧め出来るものではないですが
使い始めると手放せなくなりました。
これありきでアレンジした曲もあるので、
無かったら演奏出来なくなる曲がいくつかあります。
ネットので見かけた情報なので
真偽のほどは解りませんが、
偽物も出回ってるそうなのでご注意を。