現段階では、まだエージング中なので、
今回は使用感などをメインに書いていきます。

(※クリックで拡大)
先ずは、カタログスペックです。
○形式 :ダンプド・セミオープンRPダイナミック型
○再生周波数帯域 :15〜35,000Hz
○インピーダンス :50Ω
○感度 :98dB/mW
○最大入力 :3,000mW
○本体質量 :約330g
○ケーブル長 :3m(片出しタイプ)
○プラグ :ステレオ標準プラグ
■重量
330gってのは、ちと重いです。
SONY MDR-900STと比較しても、
130gほど重いもんで、ズッシリくる感じはあります。
■装着感
重いのに加えて、クッションなども付いていないため、
長時間使ってると結構頭のてっぺんが痛いです。(^^;
これも、捉え方次第だとは思うのですが、
個人的には、いかにも業務用って感じで嫌いじゃありません。
例えるなら、戦闘機のコクピットの椅子のような感じでしょうか。
人によっては、自作でクッションを取り付けて使ってたりするようです。
■ケーブル/端子
ケーブル長は3mあります。
これだけあれば、とりあえずは問題はないかと。
本体側のケーブルの抜き差しが出来ますが、
容易に抜き差しできる感じでもないので、
ヘッドフォンを付けっぱなしで抜き差しは難しいかと思います。
なので、ケーブルに不具合が生じた時の交換用途といったところでしょうか。
端子については、安物のシールドっぽい感じです。
金メッキもしてないです。
音質が向上するかどうかはわかりませんが、
気になる方は、ケーブル自体自作するってのもアリかと思います。
私は、とくにこだわってません。
■デザイン
人間の感覚ってアバウトなもんで、
どんなに良い音がなっていようが、見た目で気に入ってなければ、
良い音がなってる気がしないもんだったりします。
(いわゆる、ブラシーボ効果の一種のことです。)
その為、音には関係ない部分ですが、
私は、こういうところは結構重要だと考えています。
それで、このT50RPのデザインはというとかなり無骨です。
質感も、高級感の欠片もなく、いかにも業務用といった感じです。
でも、この無骨さはメカ好きには良いかと思います。
私は、結構好きです。(^^)
■堅牢性
結構、ガッチリと作ってあるんですが、
重さが重さなだけに、落としたりすると危険そうな気がします。
あと、サイズの調整は、
サイドに向き出しになってる鉄芯の上下で行うのですが、
これ、ゴムの穴をスライドさせるだけなんで、
磨耗などで、緩くなってきたりする可能性はありそうです。
(あくまでも“可能性”です。ここは数年使用しないとわからないんで。)
以上、使用感のレポートでした。
次回は、音のレポートの方をしていきます。

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