クロマチック音階

2009年05月14日

先日からクロマチックを多用してます。

私は、普段、ナチュラルメジャー/マイナースケールと、
ペンタトニック、そしてブルーノートスケールぐらいしか使わないんですが、
(というか、使えない) (爆)
フレーズがマンネリなのが非常に気になってます。(^^;

それで、なんかフレーズの幅を広げれないかなと思って、
マイナーペンタにやたらクロマチック音を意識して弾いたら、
妙にしっくりきたともうしますか、気に入ってしまったともうしますか・・・

図解すると、 この、ピンクの部分になります。

スケール
(※クリックで拡大)

ただ、私もスケールマスターじゃないですし、
出音でOKだったら良いや・・・って人なもんで、
表記が間違ってたらすいません。(^^;
(ちなみに普通は、M7th はあまり使われないようです。)


リッチー・ブラックモア師匠の表現を借りるなら、
『スリリング』ってところでしょうか。
クロマチックの曖昧で不安定な要素が、
スリリングな感じがして、ツボにハマってます。

実際の演奏はこんな感じです。


(オケは・・・アレです。) (笑)

まぁ、自己満足かもしれませんし、
数日後には、違う!!って言ってるかもしれませんが、
なんとなく、フレーズの幅は広がったような気はしてます。
(今のところ・・・) (爆)

今回は、Marshall JMP-1をクリーントーンでセッティングして、
RATで軽くドライブさせました。ギターはいつものストラトです。
(ちょっと、ハイがキツすぎかなぁ・・・って気がします。)
上品なファズトーンの出来そこないって感じ・・・ですかねぇ。(爆)
タグ:スケール
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スーケールとか・・・

2006年12月02日

スケール関連のページを検索していたら、
偶々、こんなページを見つけました。

http://www.guitarholic.com/index.html

う〜ん、市販されてる理論書並みのクオリティに、
『素晴らしい!!』って思ったんですけど、
理論書で挫折した人って多いんじゃないですかね・・・・。

これじゃ、学校の勉強と同じで、
難しくって、全然楽しくないんですよね。
逆に教科書的な方が解りやすいという方もいるでしょうけどね。

いずれ、このブログでもハード以外の記事を、
もっと増やしていこうかと思ってます。


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コードの拾い方-後編-

2006年10月28日

コードの拾い方第二回です。
第一回目を読まれてない方はそちらから読んでください。

前回のは予備知識的な部分が多かったのですが、
ここからは実践的な部分に入ります。

【楽曲の構成】
ダイアトニックコードがわかった所で、
先ずはその曲のKeyがわからなければ意味がありません。
で、楽譜を見てしまうのが一番早いですが、
今回は耳で聞いてコードを拾うのがテーマですから、
楽譜を見ては意味がないわけです。

では、どうするか。

歌モノの曲の構成というのは、
“ヴァース/ブリッジ/コーラス”という、三つの構成に分かれてる事が多いです。
コレを一般的に言うと、“Aメロ/Bメロ/サビって言えば、
わかりやすいんじゃないかと思います。

そのヴァース(Aメロ)とコーラス(サビ)の最初のコードは、
Keyと同じコードが使われている事が多いんです。
(違う場合も偶にありますが・・・)
ですから、ここのコードを拾ってしまえば良いわけです。

先ずは曲にあわせて口で『ジャラ〜ン」と口ずさみます。
そうして、先ずは単音でその音を出しながら探します。

“ド(C)?”“レ(D)?”もうちょっと高いかな、じゃぁ“ソ(G)”かな?

そんな感じで探してみたら、すぐに見つかると思います。
で、あとはその曲が明るい感じならメジャーで、
暗い感じならマイナー(m)でコードをならせば、
おおよそ合わせれると思います。



抑えているポジションと音階は、上の画像の方を見てもらい。
そこから繋がるコードは前記事のダイアトニックコード一覧から探していけば、
すんなりと探せると思いますよ。

例があった方が、もっとわかると思うんで、
斉藤和義のヒット曲、ワンダフルワッフルの場合を例にとりますと、
最初のリフや、ヴァース(Aメロ)がDで始まりますので、Kyeは“D/Bm”になります。
すると、全記事に付けていた画像の
ダイアトニックコード一覧のD/Bmの部分を見てもらえば、
あら不思議・・・曲で使われてたコードが全部あります。

と、いった感じです。

【その他のコード】
あと補足ですが、今回のダイアトニックコード一覧にはsus4(サスフォー)や、
dim(ディミニッシュ)なんてものが入っていませんし、
分数コード(ConD等)なんか入っていません。
演奏していて、これがないと、アクセントがなくってちょっと寂しいんですけど、
とりあえず気にならないうちはそのまま弾いて下さい。
気になるようになったら、次のステップに進む頃ですので、
その時はまた深く入っていきましょう。
この辺がについて、ちょっと書いておくと、
自分でコードを弾いてみて、その和音の雰囲気を覚えます。
そうして、この曲のこの部分は、この和音の雰囲気かな?
みたいな感じで、当てはめていけるようになると思います。

ここまで、コードの拾い方を書いてきましたが、
このやり方も、もちろん万能ではないんですよね。
曲の途中でKeyが変わる、
いわゆる“変調”なんてものを取り入れてるような曲だったりすると、
ちょっと難しいんですが、アレ?と思えば、変調しているわけで、
その辺は経験で掴んでいってください。

さらに、ここから先を言うと、コード進行には決まり事というかパターンがありまして、
それを知れば、もっと簡単に見つけられるようになりますが、
それを説明し始めると本が一冊書けますので、今回はこの辺で失礼します。


この先には、アドリブとか、
もっともっと楽しい世界が待ってますんで、頑張って下さい。

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コードの拾い方-前編-

今回のテーマは、コードの拾い方です。
ギターコードをある程度覚えたぐらいの方向けの内容でお送りしております。
そうじゃなくても、ある程度の腕は持っていても、
理論の方はサッパリ・・・なんて方にも良いのかもしれません。
まぁ、実際は理論といえるほど難しい事は書いてません。
仮に、書けといわれても、私はそのレベルの人に教えるほどの
知識はもってませんけどね・・・(汗)


それはさておき、少し記事のほうが長くなるので2回に分ける事にしました。
先ずは第一回目は予備知識からです。
理屈の部分なので、つまらないとは思いますが、
慣れてしまうと、そんなに難しくないので、
頑張って、読んでマスターしてみてください。

【はじめに】
ギターを始めて最初の方は、やっぱり譜面を見たり、
コード表を見たりして曲を覚えるのですが、
ある程度コードを覚えたら、耳で聞いて音を拾い、
解らない所を楽譜を見たほうが上達します。

余談ですが逆に、譜面を読めるようになりたい方は、
知らない曲を譜面だけでコピーしましょう。
これは、楽器も上達しますし、音楽理論も理解しやすすくなると思いますが、
プロのスタジオミュージシャンを目指してたりしない限りは、
そんな事はしなくって良いと思います。

さて、話を戻しますね。

実は、コードを拾うのって、そんなに難しくはないんですよ。
確かに、コードなんて無数にありますから、
手当たり次第探していたら、大変な事になります。

なので、先ずは候補を7つまで絞るんです。
7つだけなら、一つずつコードを確認しても、そんなに時間はかからないでしょ?

【コードの候補を7つに絞る方法】
曲にはKey(調)と呼ばれる、基本となる設定(?)があります。
これは、ハ長調とかイ短調とか言えば、皆さん聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
ちなみに、イ短調ですが、日本の音階名での“イ”はイタリアの音階名では“ラ”です。
そして英音階名ではラはAで、短調(マイナー)ですから、KeyはAmという事になります。



楽譜の最初に#(シャープ)とか♭(フラット)なんかが、
いっぱい付いたのを見たことがあると思いますが、それが、このkeyを表しています。
(見たことが無い人は楽譜を確認しましょう)
例えば、#が4つ付いていれば、それの曲のKeyはEもしくはC#mがKeyになり、
そのKeyによって、スケールと呼ばれる、
使っていい音階(音程)が変わってくるんです。
そして、コードはそのスケール上の和音で構成されるものなので、
使うコードも限定されてくるわけです。

まぁ、その辺を話すと難しくなってくるので、
今回はコードの話なので割愛しますね。
ちなみに先に“GとEm”と書きましたが、
この二つのKeyは同じスケール(音階)を使いますから、
当然使って良い音階も同じなんで、
このKeyの時に使用できるコードも同じになります。

文章で書くと難しいので、先ずはアップしている表を見てください。



これはダイアトニックコードと呼ばれるものを表にしたものです。

多くの曲は、このダイアトニックコードで構成されているため、
例えば、KeyがC/Amの曲であれば、
C-Dm-Em-F-G-Am-B7の7つのコードがよく使われるということです。

ほら、そこから探せば簡単に見つけれそうでしょ?
でも、ココまででは、いざ耳コピしようとすると、まだ解らない部分も残ってますよね。
というわけで、次記事はもう少し実践的な内容に入っていく事にします。

≪後編へ≫

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